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第8回 歯科医療支援活動報告(2015年2〜3月期)
◆活動内容
(1) 歯科活動
○ 教員養成校学生に対する口腔保健指導研修会
シェムリアップ州教員養成校(1年生学生 計390名程度)
○ 小学生等歯科健診および健診結果の還元
口腔内診査、口腔内写真撮影、口腔衛生指導、フッ化物塗布等
(ワット・ボー小学校1〜6年生 計729名)
(シェムリアップ州教員養成校附属小学校1〜6年生等 計351名)
(プノンペン「ひろしまハウス」 2歳〜39歳 計34名) 合計1,114名
○ 小学生歯科健診と歯科治療
口腔内診査、抜歯、セメント充填、スケーリング・ポリッシング、
口腔内写真撮影、ブラッシング、フッ化物塗布等
(ササースダム中核小学校1〜5年生 計251名)
○ 口腔保健に関する冊子(クメール語)の贈呈
・シェムリアップ州教員養成校
・プノンペン「ひろしまハウス」
○ 口腔保健指導用紙芝居、指導用教材等の贈呈
・プノンペン「ひろしまハウス」
(2) 訪問、協議、その他
○ アンコール小児病院
・病院視察
○ 国立健康科学大学歯学部
・寄贈したデンタルチェア視察
・附属病院視察
・活動協力への御礼、今後の協力体制等に関して協議
○ 私立プティサストラ大学歯学部
・大学および附属病院視察
・今後の協力体制等に関して協議
○ 保健省口腔保健局
・これまでの取り組みの成果について報告
・今後の協力体制等について協議
○ アナコットカンボジア
・就労支援活動視察
・家庭訪問同行
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2012年2月期 歯科チーム活動報告
◆活動日程(2012年2月〜3月)
2月27日(月) |
・保健省口腔保健局訪問
・現地結団式 |
28日(火) |
・ササースダム小学校活動 |
29日(水) |
・ササースダム小学校活動
・アンコール小児病院アウトリーチプログラム視察
・ワット・ボー小学校活動 |
3月1日(木) |
・ワット・ボー小学校活動
・アンコール小児病院訪問 |
2日(金) |
・カンボジア国立健康科学大学歯学部長とのミーティング
・ワット・ボー小学校活動
・チュレイ村紙芝居贈呈 |
3日(土) |
・ワット・ボー小学校結果返却 |
◆活動内容
(1)歯科活動
○小学校教員に対する口腔保健指導研修会・むし歯予防のためのフッ化物洗口導入指導実施
ワットボー小学校(教員 午前の部、午後の部 計80名程度)
○小学生歯科検診および検診結果の還元
口腔内診査、齲蝕リスク試験、咀嚼力テスト、口腔内写真撮影、フッ化物塗布等(ワット・ボー小学校1〜6年生 計360名程度)
○小学生歯科検診と歯科治療
口腔内診査、抜歯、セメント充填、スケーリング・ポリッシング、口腔内写真撮影、フッ化物塗布(ササースダム小学校1年生、4〜6年生 計320名程度)
○ 小学生対象口腔保健指導(ササースダム小学校1年生126名、4年生110名)
○ 口腔保健に関する冊子(クメール語)の贈呈
・ササースダム小学校
・ワット・ボー小学校
・アンコール小児病院
・国立健康科学大学
・保健省口腔保健局
○ 口腔保健指導用紙芝居の贈呈
・ワット・ボー小学校
・チュレイ村
(2)訪問、協議、その他
○保健省口腔保健局訪問
口腔保健に関する冊子(クメール語)の贈呈(Dr.Sitan)
○アンコール小児病院
・病院視察、歯科診療棟視察
・医療廃棄物処理依頼
・ササースダム小学校におけるアウトリーチプログラム視察
・口腔保健に関する冊子(クメール語)の贈呈
○国立健康科学大学歯学部長
今後の協力体制、留学生受け入れ等に関して協議
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○活動の様子
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2012年2月期 医科チーム活動報告
◆活動日程(2012年2月)
13日(月) |
・保健省感染対策局ミーティング |
14日(火) |
・上智大学アジア人材養成センター訪問
・活動準備 |
15日(水) |
・ササースダム小学校での活動 |
16日(木) |
・ササースダム小学校での活動 |
17日(金) |
・アンコール小児病院訪問
・シェムリアップ州立病院訪問 |
18日(土) |
・上智大学アジア人材養成センター訪問
・Angkor Orphan Organization訪問 |
◆活動内容
(1) 医科活動
○ 肝炎ウイルス調査
(1) 前回調査結果の説明、個人への還元(健康手帳)
・ササースダム小学校83名(残16名)
(2) 今回調査
[1]問診;ササースダム小学校3年生 67名
[2]採血;ササースダム小学校3年生 62名
○ 小学生健診
・身体測定
・耳鼻科健診(外耳道)
・内科健診
(2) 訪問、表敬、その他
○ 保健省
・肝炎ウイルスパイロット調査の報告(Dr.Somana, Dr. Sirany, Dr.Olline)
・今後の活動についての協議
○ シェムリアップ州立病院
○ アンコール小児病院
○ 上智大学アジア人材養成センター
○ アンコール孤児支援機構視察
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○活動の様子
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2011年7月期 医科チーム活動報告
◆活動日程(2011年7月)
11日(月) |
・保健省倫理委員会許可申請
・カンボジアNGO除幕式参加(来賓;田中純子教授)
・上智大学 |
12日(火) |
・チュレイ村
・ロハール村 |
13日(水) |
・チュレイ村
・シェムリアップ州立病院 |
14日(木) |
・チュレイ村 |
15日(金) |
・チュレイ村
・ロハール村
・シェムリアップ州立病院 |
16日(土) |
・ササースダム小学校
・ササースダムヘルスセンター
・アンコール小児病院 |
17日(日) |
・上智大学 |
◆活動内容
(1)医科活動
○肝炎ウイルス調査
(1) 前回調査結果の説明、個人への還元(健康手帳)
・ササースダム小学校 10名
・ロハール村 3名
・チュレイ村 133名
(2) 採血、検査
・チュレイ村 167名
(3) 小学生検査に向けての説明
・ササースダム小学校、次年度3年生と保護者及び教員約100名
○小学生健診
・健診後のフォロー体制の確立に向けて、ヒアリング
(2)訪問、表敬、その他
○保健省
○シェムリアップ州立病院
○アンコール小児病院
○ヘルスセンター
○上智大学アジア人材養成センター
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○活動の様子
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(2011年9月)
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2011年2月期 医科チーム活動報告
◆日程
2011年2月19日(土) |
保健省感染対策局 ・保健省口腔衛生局 |
21日(月) |
ササースダム小学校 ・シェムリアップ州立病院 ・上智大学 |
22日(火) |
ロハール村 |
23日(水) |
ササースダム小学校 ・アンコール小児病院 ・シェムリアップ州保健局 |
24日(木) |
シェムリアップ州立病院 |
◆活動内容
(1) 医科活動
○ 肝炎ウイルス調査
(1) 小学生の調査
・ササースダム小学校 3年生
調査票100、採血99
(2) 前回調査結果の説明、個人への還元(健康手帳)
・ロハール村 1名
○ 小学生健診
・健診後のフォロー体制の確立に向けて、ヒアリング
(2) 訪問、協議、その他
○ 保健省
・肝炎ウイルスパイロット調査の報告(Dr.Somana, Dr.Sirany, Dr.Olline)
・口腔衛生局から広島への派遣について(Ms.Chher, Dr.Olline)
○ シェムリアップ州保健局(Dr. Dy Bun Chhem)
・これまでの活動と今後の協力について
○ シェムリアップ州立病院
・遠心分離機の保管依頼、医療廃棄物の処理依頼、その他協力依頼
○ アンコール小児病院
・視察
○ チュレイ村(村長)
・前回の結果と今後の予定についての説明
○ ロハール村
・前回の結果説明と今後の予定についての協議
○ 上智大学アジア人材養成センター(三輪)
・活動報告
・機材の保管依頼 |
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○子どもたち
○活動の様子
○関係各所との協議
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(2011年3月)
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ササースダム小学校で太陽光発電事業を実施
今年度も昨年度に引き続き、シェムリアップ州ササースダム小学校で太陽光発電設置事業を実施した。工事は、昨年度実績があるゆえに順調に進み、検査も順調だった。
昨年度の発電規模は、太陽電池87W×3枚=261Wだったが、現在もコンピューター、レーザープリンター、照明が設計どおり利用できている。また予想外であったが、扇風機も利用されている。効率よく動いているのを見て嬉しくなった。今年度は87W×4枚=348Wゆえ、学校での電気利用が一層広がっていくに違いない。今年度の事業目的のひとつに、隣接する保健センター向けの保冷庫でのワクチン保管があるが、住民の健康維持に役立つことを願っている。
このように効率よく動いている施設ゆえ、他の学校等からの視察が続いているという。首都プノンペンにある太陽光発電設置会社の話では、太陽光発電へのニーズは高く、設置件数は順調に伸びているとのこと。私たちのプロジェクトがカンボジアでの参考例になればと願っている。 |
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(2010年5月)
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カンボジア地域コミュニティー支援プロジェクト
事業計画
1,事業の目的
広島発の復興支援の一環として,カンボジア王国のシェムリアップ州を対象に,県及び広島NGOが相互に事業補完をしつつ,現地行政・地域コミュニティーをと一体となって地域の環境・衛生の改善を支援し,地域再生の流れを自立的且つ持続的なものとし,同国の復興に寄与する。
2,事業の概要
@ シェムリアップ州プク郡ササースダム地区のササースダム クラスターサテライト校・Trankeat小学校内での井戸整備
A 同上サテライト校・Yeang 小学校等の故障した井戸修理
B 上記@及びAで井戸を整備又は修理した小学校等での井戸の管理体制の確立
C 既に井戸が整備されているササースダム中核小学校およびサテライト校3か所での「環境・衛生教育」
D ササースダム中核小学校前の井戸の水質改善
3,事業の意義
カンボジアでは、多くの地域で生活用水、とりわけ安全な飲料水が不足している。特に、乾期の後期における水不足は深刻である。シムリアップ州ササースダム周辺は、その問題が顕著に現れている地域の一つである。その地域の学校も例外でなく、汚濁した水で手を洗い、飲んでいるのが現状である。
そこで、井戸が未設置や未整備のササースダム周辺の小学校を対象に、井戸の設置を進めるとともに、故障した井戸の修理、井戸の水質改善を図り、同時に、対象地域や学校での管理体制の確立を図る。また、不適切なゴミ処理によって、井戸の水汚染を引き起こしている現状を解決するため、「環境・衛生教育」を実施することで、総合的な水問題へ対応する。
本事業によって、地域や学校が抱える水問題の解決を図ることで、生活の向上や健康な生活、さらに充実した学校生活を送ることができる。
4,事業の実施体制
特定非営利活動法人平和貢献NGOsひろしまが実施主体となり、併せて効率的かつ効果的な実施体制で進めるため、カンボジアのローカルNGOをカウンターパートと連携して事業を行う。
5,期待される効果
@ 安全な水の確保ができる
A 水不足、特に乾期の後期の水不足の解消に役立つ
B 水に関する意識の向上が図られる
C ごみと水等の環境問題への意識が向上し、衛生教育への効果が期待できる
D 自分たちのものを自分たちで維持管理することや、物を大切にすることなどの公共心の向上に役立つ
E カンボジアNGOとの連携を進めることで、事業の円滑かつ効率的な実施ができる
6,事業の具体的な内容
○事業準備
@ カウンターパート(カンボジアNGO)の選定と実施体制の構築
A 事業実施対象地での調査
B 関係機関への協力要請と情報収集
C 事業者の選定
D 「環境・衛生教育」のカリキュラムの作成と対象校の選定
○事業実施
@ 井戸のボーリングによる掘削
A 故障した井戸の修理
B 既存の井戸の水質改善
C 新設および修理した井戸の管理体制の確立
D 「環境・衛生教育」の実施
E モニタリング
7,実施スケジュール
A. 事業準備(2週間)
●準備開始1週目
カウンターパートの選定および現地実施体制の構築
●準備開始2週目
関係機関への協力要請・情報収集
事業調査および対象か所の選定
●準備開始1週目〜2週目
事業者の選定
B. 事業実施(1月第5週目?3月第4週目)
●2月第1週目〜3月第1週目
井戸整備(掘削およびボーリング掘削)
●2月第4週目〜3月第3週目
井戸修理
●2月第4週目〜3月第3週目
井戸管理体制の確立
●1月第5週目〜2月第3週目
カリキュラムの作成
●2月第3週目〜3月第4週目
環境・衛生教育実施
C. モニタリング
●2月第4週目および3月第3週目(平和貢献NGOsひろしまのスタッフによる)
D. 評価
●事業終了時
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カンボジア
ササースダム
中核小学校での
太陽光発電装置の
設置
同小学校での
身体測定
太陽光発電の
電気を使って
身体測定データを
整理
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ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、JPFに参加するNGOが行う緊急支援活動への地方NGO職員の実務参加制度を設置しました。「平和貢献NGOsひろしま」ではこの制度に職員2名を派遣し、4月8日から約3ヶ月間にわたり、スマトラ島沖地震・津波被災者支援事業の事業地(インドネシア)の業務に従事する実務研修をおこなっています。
ジャパン・プラットフォーム
プレスリリース
地方のNGOスタッフを国際援助の最前線へ
〜地方NGOの育成・連携プロジェクト、開始〜
ジャパン・プラットフォーム(JPF:評議会議長 大西健丞)は、地方NGOとの幅広い連携・協力関係の構築による日本国内の国際貢献活動の促進に寄与することを目的として、JPFに参加するNGOが行う緊急支援活動への地方NGO職員の実務参加制度を設置することとしました。制度内容の具体化を試みる観点から、4月8日(本日)から広島県(*1)のNGO「平和貢献NGOsひろしま」の職員2名について、JPF参加NGOの一つである「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」が実施するスマトラ島沖地震・津波被災者支援事業の事業地(インドネシア)に派遣し、約3ヶ月間、業務に従事する実務研修を行います。
2004年4月以降、JPFはネットワークを全国に拡大する観点から、地方自治体の参画を通した地方のNGOとの幅広い連携を目指し、自治体関係者の評議会等への参画を行ってきました。今回、この育成・連携プロジェクトの実施を通して、資金やノウハウの不足などのため活動領域が限定されがちであった地方NGOへの実務経験の効果的な移転が可能となります。
上半期を目処に予定している当該制度の本格実施によって、全国各地で自立的な国際貢献活動が展開されることで、シビルソサイエティ(市民社会)の基盤形成に大いに寄与していきます。
*1 現在、同県はJPF評議会の構成員として参画し、2004年6月からJPFに県職員1名を派遣しています。
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