2007年                         3/2   湖・川・緑を愛する会解散総会          2/25  桂沢悠遊冬遊び                  

2006年                          10/28 道民森づくりネットワークの集い         10/22 三笠の巨木ウオッチング・ツリーイング体験     10/1  緑の羽根募金活動                9/30  秋の林業体験・製材ワークショップ       7/30  ラフティングと川泳ぎ体験              6/25  ツリーイング体験

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2007.3.2(金) 『緑・川・緑を愛する会解散総会』

 三笠市民会館にて三笠の湖・川・緑を愛する会の解散総会があり、引き続き当会の披露式が行われました。

 KOMA事務局長の進行で18年度の活動状況をBBさんが作ったHPを投影、紹介しながら報告。ついで会長から19年度の活動計画、スタッフ紹介をしながら盛りだくさんのプランや80名以上の入会へのお礼などの挨拶がありました。

 その後合同の懇親会が会長挨拶のあと、会員でもある衆議院議員の飯島夕雁さんの秘書からメーセージ、祝電など披露され、扇谷市議会議長の生ビールの乾杯で始められた。酒の肴は当初、出張料理人を頼もうとしたが先約で叶わず、その代わり出席者で会員でもある三笠の誇る山崎さんの手作りワインを注文しリッチな食卓となりました。

 途中、幾春別川をよくする会の事務局長、三笠市子連、旧ヤマベの会(森林と渓流と湖と親しむ会)の方々、今春に共同で旧幾春別小学校裏で植樹事業をする妻沼社長さんらにテーブルスピーチを頂いた。さらに板垣さんが山岳画家の坂本直行の思い出を交え、アコーディオン演奏の披露もありました。

 河川関係の職員の方も大勢かけつけて頂き、今後の活動に力強いエールを受け、終始賑やかに、かつ有意義な情報交換も行われました。

 後日、北海道新聞の空知版に三笠の湖・川・緑を愛する会の解散式と当NPOの披露式が紹介され、会の活動や精神が引き継がれたとカラーで記事が載りました。(PDF)

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2007.2.25(日) 『桂沢悠遊冬遊び』

 桂沢湖、冬の試験イベント「桂沢悠遊(かつらざわゆうゆう)冬遊(ふゆあそ)び」をお手伝いしました。

 これは、桂沢湖ではワカサギ釣り、湖畔ではスノーシューをはいてネーチャーゲーム、イグルー作りを体験し、冬のアクティビティーの可能性を探ろうとするものでした。

 今回のイベントは、地域の住民で構成された、桂沢ダム水源地域ビジョンによる地域活性化推進組織「悠遊(ゆうゆう)桂沢(かつらざわ)倶楽部(くらぶ)」が行ないました。

 イベントリーダーは、当NPOの駒田事務局長が努め、午前はワカサギを氷の上から仕掛けを付けて釣りました。NPOでも10組の釣り道具を購入し、貸し出しました。2時間足らずの時間でしたが、NPO理事の寺前さんの指導が良かった?のか、人によっては50匹以上も釣り上げた人がいました。昼には、捕りたてのワカサギを早速ダッジオーブンでてんぷらにして昼食メニューにし、桂沢湖の冬の味覚を楽しみました。デザートには、焼き芋や雪上即席アイスクリームも登場しました。

 午後は、スノーシューを使ったネイチャーゲームと、イグルー作りに挑戦しました。初めて履くスノーシューに戸惑う参加者もいましたが、皆さん雪の上のネイチャーゲームに熱中していたようです。

 イグルー作りでは、コンテナボックスを使って雪のブロックを作り、積み上げるタイプと、外国製のイグルー専用の型枠セットを使用して作るタイプの2基を全員総出で完成させました。完成後には、イグルーの中に何人入れるかと、参加者が次々に中へ入り、1基のイグルーに最高27人の記録、予想以上の中の広さに、参加者はビックリ!!子供たちも大はしゃぎでした。

 コンセプトは「楽しみながら考えよう」でしたので、コンセプトとおりスタッフを含め参加者は楽しいめたのでは。

 今後の『三笠森水遊学舎』の冬の体験イベントの目玉メニューになる予感が・・・

こうご期待!!

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2006.10.28(土) 『道民森づくりネットワークの集い』

 森や木と人のつながりを実感しようという催しが、去年に引き続き道庁赤レンガ前庭で開かれました。三笠森水遊学舎も木登り体験ということで池のほとりのイチョウの大木をツリーイングしました。

 今回はツリーイング仲間に呼びかけをしたので、インストラクターが4名、クライマーが6名と大勢の協力があり、助かりました。嬉しいことに体験参加者は70名を越え、休むまもなく、昼食も交代でやっととれるくらいで大いにPRもできました。

 ツリーボートも当別の高木インストラクターが提供頂きバリエーションが増えました。去年も参加の当NPOの会員でもあるYファミリーも楽しんでいかれました。

 そういう私は午後からパネルディスカッションということで、テーマ「森と人のつながりを育む」ということで、シマフクロウ研究家の山本さん。シンガーソングライターの田野崎さん、バードカービングの北尾さんらと語らしてもらいました。展示ポスターもらってきました(A-0の特大サイズです)。格好良いと褒めてくれる人もいましたが、息子たちはあきれてました。

 さてツリーイングが終了後、スタッフでミーティングし今後の情報交換は高木さんの掲示板「木のぼりクラブ ON ROPE」で、そして3月の残雪期、当別の美登位で交流会をやろうということになりました。今後の連携が楽しみです。

 ついでに翌日私は山岳部の集まりがあり札幌国際スキー場近くのヘルベチアヒュッテというところで、ドロノキの巨木を登ってきました。画像のとおり大きいでしょう。

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2006.10.22(日) 『三笠の巨木ウォッチングとツリーイング体験』

10月22日(日)曇り時々晴れ時々小雨

 紅葉真っ盛りの中、市制120周年に制定された三笠市の名木12選の木を巡るツアーイベントを開催。前回の林業体験と同じく、北海道より平成18年度「木育」運動定着支援事業として補助を受けているものです。

 参加者は22名、市民会館前からマイクロバスに乗り、まずはメタセコイアを目指すがその前に小林市長のお庭にも同じ木があるというので比べるが、本町にあるメタセコイアの方が大きいということで自慢の市長さんには申し訳けなし。

 ついで、唐松常盤町児童公園のクリ、中央橋近くのヤチダモ、幾春別のハルニレを見る。ついでに桂沢湖まで足を延ばし桂沢大橋付近では紅葉と冠雪した夕張岳を見物。

キタコブシ
夕張岳を展望して
ミズナラの大木
 次は番外編として桂沢スキー場脇にあるミズナラまで軽い山登り。当会の出費で空知森林管理署に了解を得て階段を今回作らせてもらい、歩きやすくなった。12選こそ入らなかったが、三笠では最大級と思われるミズナラである。「霊気」すらある太い幹に触れ、力をもらえた様な感動を得る。周囲にも数本巨木が残っていて、身近な所でこのような大木が残っている事に驚く。

 体を動かし腹が空いたところで三笠遊園で昼食休憩。午後は帰り道中央中近くのケヤキを見てからスポーツセンター前のヨーロッパクロポプラでツリーイング。男女年齢問わず果敢に挑戦し、運動公園を上から眺める。初参加の小学生も大人もロープの頂上まで登り、達成感を十分味わった。

 締めは病院前のイチイ、市来知神社のアカマツ、三笠小のキタコブシ、校門のイチョウの黄葉も見事で、最後に観音山の杉を見る。

 巨木に直接手で触れ、登って、感じる体験ができ、樹から元気をもらった1日でした。

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2006.10.1(日) 『緑の羽根街頭募金活動』

 10時から12時は道の駅三笠、13時から15時はイオン三笠ショッピングセンターで街頭募金活動を行いました。参加者は、理事長 高篠和憲、会員 高篠敦子、事務局長 駒田 賢の3名でした。

 平均5分に1名。60名近くの方が協力してくださいました。総額は約6,000円。以外と若いカップルが入れてくれるのには驚きました。中には「良いことがあるかな〜」と1000円募金してくれた女性の方もいました。

 10月15日には桂沢湖の紅葉祭りに立つ予定です。

ご協力を!

 この募金は北海道森と緑の会に集約され、緑化事業に充てられますが、当会にも集めた募金額の65%が緑化事業を行った分に還元されます。

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2006.9.30(土)
『秋の山 林業体験(枝打ち)と製材ワークショップ』

 NPO法人「北の民家の会」と「三笠森水遊学舎」の共催で、森を見て、木が製材され、板になるのを実体験しました。

 本当に実感できるよう最後には丸太を実際自分で買って、挽いてみたらどんな板がとれるか、わくわく、ドキドキでした。

 午前中は桂沢湖近くの国有林に許可をもらって入林。昭和50年植栽のトドマツといいますから、植えてから30年経ってまして太い樹では根元で30cm以上細い樹でも20cm位、高さは18m位でしょうか。

 空知森づくりセンターの大山森林インストラクターから間伐の意義や森の中の植物のレクチャーを受け、いよいよ林業体験。

 春先に列状に間伐されて、幾分明るい森になっていますが、背丈程から上は枯れ枝含めて、枝が密生しているので、まずは柄の長い鋸で枝打ち体験。4m位まで枝を落とすと柱1本分が無節の良い材となります。30分程皆汗ばむまで精を出しました。

 その後すぐ近くの松本平展望台に上がり、芦別岳、夕張岳、幾春別岳を見ながら動物当てのゲーム、蔓の巻き方などの楽しい話も伺いました。

 さらに場所を桂沢スキー場に移動し、できたばかりの階段歩道を10分程登り、このあたりでは最大と思われる幹周5.5mのミズナラ巨木に対面。500万円で売れるだろうか?とか、なぜ切られずに残ったか?などなど・・・珍しく素性の良い、この素晴らしいミズナラをもっと公開して、この樹のパワーを伝えたいという皆の一致した意見でした。

 昼は工場で両会長奥様の手作り「きのこ汁」。美味しくて用意した分、全てお代わりして平らげました。

 いよいよ本番、用意した25本のパルプ材(実際は製材可能な材)を見定め、素人なりにどんな板が引けるだろうと想像しながら買い付ける。値段は大きさにより数千円から2万円位。予想に反して多くの方(16名)が買われ、なかには6名でジャンケンで板を順番で決めた。

 全員の分は時間不足で挽ききれなかったが、皆想像以上の良材と数が取れて大満足の様子。さらに乾燥して仕上がると板1枚で10〜50万円位の値になる事もあるというので、手頃な金額で10倍以上高い買い物ができたのでは。

 このような目の前で丸太を好きなサイズで挽いてあげるというのは、プロの家具屋さん相手でもなかなかできないことでもあります。さらに安価で1〜2年後には自分だけの板が手に入るということで、実利も含めて森や樹を体験できた、まさに「木育」を実践できたのではないでしょうか。

 予想を超える約40名の参加があり、本当に魅力的なイベントでありました。林業や製材のプロの方の参加もありましたが、ほとんどは素人の方。ただ木の家や、無垢の木に拘りたいとう方々であったのは間違いないようです。アメリカからも建築のピーター教授夫妻の参加もあり、中身の濃い一日でありました。

 今回1番ノリに乗っていて生き生きしていたのは当会の副理事長であり、北の民家の会の代表でもある武部さんだったというのが皆の意見でした。

 やはり主催者やスタッフも楽しめてこそ、参加者も楽しめるイベントだという事を実感しました。

ミズナラの巨木を囲んで
きのこ汁
製材
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2006.7.30(日) 『ラフティングと川泳ぎ体験』

 高篠、馬場が講師となり、そして専門ガイドの北原氏を招いて幾春別川のラフティングとリバーレスキューの体験イベントを開催しました。

 三笠ダムフェスタにあわせての川体験講座です。
午前午後と1回づつ、計30人近くが幾春別川ラフティングと川泳ぎ、渡渉練習、レスキューロープ投げと、川の楽しさと危険回避の技術をあわせて体験しました。

 三笠遊園近くの桂林橋からラフトに乗り込み出発。
途中フリースタイルカヤッカーが遊ぶI-cupの瀬付近ではスリリングな瀬を越え、スラローム練習場がある健康増進センター前では右岸や左岸へチームワークよくラフトを操船しました。

 休憩がてら、自然の川の流れの特徴をレクチャーし、今度はみなで肩でスクラムなどを組んで流れをわたる訓練。一人だと流される水流があっても皆で組むと渡れることを体感しました。

 さらにひとまたぎの瀬(新生代と中生代の5000万年のギャップのあるところ)では子供たちも親たちも元気に飛び込んで瀬を越えました。またレスキューロープを投げ救助訓練も体験。

 実質1時間半の体験でしたが、夏休みの良い体験で参加者は思いっきり暑い一日を楽しめたと言ってました。

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2006.6.25(日) 『ツリーイング体験』

 白老トラストの森にて「里山の森づくり自然体験」というイベントでツリーイング体験を開催しました。

 地元の子供たちの木工、焚き火、間伐体験、森の探索、調査プログラムの1つとして、ロープ木登りです。高篠と馬場が講師としてそして高木インストラクター、舟根、中野クライマーの応援をもらいました。

 朝方霧がかかっていた天気も後半は太陽に恵まれ、気持ちの良い森林体験ができました。午前中は参加者が多く、1グループ45分と時間的に厳しい中、何回もチャレンジしたい子が多く順番待ちがありました。午後は人数も少し減って、教える側も慣れたので余裕を持ってレクチャーできました。

 子供たちはあっという間にテクニックを覚え、皆目を輝かせて楽しんでいってくれました。我々も、楽しませるというテクニックの良い勉強になりましたが、それ以上に我々も一緒に楽しむという1日でした。 NPOとして初仕事はまずまずの成果だと思います。

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