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「自然」「天然」に近い状態で、手をかけ栽培しちょります。
●殺菌・殺虫剤はなるべく天然のものを使用
みかん作りは虫や雑菌をいかに防ぐかが大切。化学的なものはなるべく使わず、例えば殺菌ならば木酢を使っています。また、天候など自然状況をみながら、キトサン(カニの甲羅の成分)なども使っています。

●除草にも手をかけ工夫を凝らしています
畑の草取りは本当に大変。刈っても刈っても生えてくる草ですが、草刈用の機械が入らないところ以外は除草剤も使わないようにしています。この機械にもひと工夫。「ハンマーモア」といって、草を根っこからハンマーで削ぎとっていきます。これにより草も生えにくくなりますし、刈り取った草は砕いて畑の肥やしにもなります。

▲これが「ハンマーモア」

▲刈り取った跡に、砕かれた草が残ります
●有機肥料を使っています
そんなに高い肥料は使えませんが、自然にある肥料を手をかけて施しています。例えば、木が疲れ具合を見ながら、堆肥や、米ぬかにEM菌と糖蜜を混ぜたもの(発酵がよくなります)を与えています。また、ミネラル分をたっぷり含んだ液肥を葉面散布しています。さらに、ニームというインドの木のチップも、みかんの木に与えています。

▲堆肥はホクホクのふわふわ

▲糖蜜(左)とEM菌を米ぬかに混ぜます
●天然資源を使っています。
みかんの樹の根元には写真のように、ワラを敷いています。ワラは保温や、乾燥防止に役立つほか、土に返り肥やしとなります。
たかがワラ、されどワラ。自然はすごい。

▲日向夏の木の根元にもワラを敷いてます
●工夫とアイデアで新しいみかんも作っています
剪定で切り取った枝は通常は焼却したりするのですが、畑で取れたものは自然に帰せるよう、シュレーターにかけチップにして肥料としています。高接ぎにより、おいしいミカンを適地適作ができるよう、毎年更新しています。皆さんにおいしいミカンを食べてもらい喜んでいただくことで、みかん作りの楽しみがますます増えてきました。「お金をかけんでも、アイデアと真心で作るんだわあ!」(BY アイデアの宝庫・ばさん)