出版記念公演会とパーティー　Part 2

2009年10月3日　豊泉荘（別府市）にて

Part 2：公演会

　昨日までの大雨が嘘のような秋晴れ。やっぱりなべさんは幸運の持ち主だなぁ。

　いつもは働く団長なべさんが指揮をとりながらのイベントも、今回は初めて（？！）“なべさんのために”メンバー一丸となって準備を進めてきました。（・・・といってもやっぱりなべさん抜きでは全てできなかったのですが）ダニエルさんが中心となって、団員で役割分担し、パネっこの学生にも力を借りながらこの日を迎えることができました。

　古宇田亮順先生にも来て頂いての記念公演には、17■名もの方たちが集まってくれました。

　「見せたことのない作品を・・・」と、古宇田先生は今回もたくさんの作品を、一瞬考え笑ってしまう親父ギャグを交えながら公演して下さいました。一度見たことがある作品もさらにパワーアップしていて驚きました。一つの歌やお話を膨らませることによって常に変化していくのも古宇田先生の凄さ、パネルシアターの面白さですね。

　DANパネ団は本に載っている5作品プラス、3日前に初練習したばかりの『バスにのって』を見てもらいました。りえちゃんもダニエルさんも、やまちゃんも、演じなれているはずの作品ですが今日はいつも以上に慎重に、大事に演じているように見えました。これからなべさんの作品が、たくさんの人に演じてもらう上での手本になるようにと・・・？！『バスにのって』は大盛り上がり。みんなが運転手になって右に左に会場が動きました。

　大人も童心にかえって真剣に手遊びをしたり、一緒に歌ったり、お話に見入ったりして、あっという間の2時間。初めて見た方も、追っかけで何度も見てくれている方も「楽しかったぁ」「オチがわかっていてもまた見たいです」というお声をもらい、とても嬉しい公演会になりました。

　集まった人たちをあっという間に笑顔にできるパネルシアターは本当にすごい！でもそれだけじゃなくて、やっぱり演じ手の古宇田先生が、なべさん・やまちゃん・ダニエル・りえちゃんが、心豊かに楽しんでパネルシアターを演じているからこそ、見ている人の心を揺さぶるんだろうなと、伴奏をしながら改めて感じました。

ありがたいことに準備していた本は全て完売。古宇田先生とコラボしたなべさんサイン会も大賑わいで、嬉し恥ずかしサインをするなべさんの様子を、私たち団員はあたたかい気持ちで見守ることができました。

文：ヨッシー

Part 1｜Part 2｜Part 3