第5回 タイ‐パネルシアター公演旅行 -2日目-

2018年8月17日 PRANECHANOK幼稚園で公演
出発前、ホテルロビーで今回の通訳イムさんと合流。
日本に留学経験のあり、公立中学校・高校で日本語教師をしている。
とてもチャーミングで聡明。幼稚園に向かう車の中で、なべさん演じるパネルシアターを見ながら通訳の練習。大変いいタイミングで訳してくれる。すばらしい!
200名近くの子ども達が公演開始1時間以上も前から待っていた。なんとえらい子どもたちだろう。
幼稚園の先生方もとても感じがよく、期待してくれているのが伝わる。
パネルボードは今回の公演用にスマリー先生指導の元手作りしてくれていた。少々小ぶりだったが、問題なし。どうやら折りたためるパネルボードも作っていた。この園はやる気だ。
1時間の公演ということで、とりあえず一人で15分ということで。
トップバッターは、藤田先生。
初めてみるパネルシアターに、絵を貼るだけで喜ぶ。
特に盛り上がったのは、「あわぶくかくれんぼ」。動物が泡の中から出てくる度に歓声が上がる。パンダが出てきたときは大歓声に包まれる。
 2番手は、澤村明子さん。「キュウリ」で子ども達と一緒に体を動かす。みんな大喜び。
3番手はなべさん。今回の公演用に突貫工事でタイの果物が出てくる「バナナのおやこ」を作った。タイにはこのような歌遊びがないため、初めは一緒に歌うことができずに戸惑っていたが、要領がわかってくると「ポー、クルワイ…」と言ってくれるように。でも歌うことは難しいかった。もう少し工夫が必要。
次は「バスにのって」。藤田先生と明子さんにも一緒に踊ってもらった。これはわかりやすいので、みんあ一緒になって体を動かしてくれた。
ほぼ1時間の公演を後ろの方に座っている子も最後までよく見てくれた。
これもパネルシアター公演の通訳初挑戦のイムさんのおかげ。とても上手に楽しく訳してくれた。すごい!
クラスごとに記念写真。
 
タイのおやつをいただく。和菓子のようできれい。 
 公演後に園長先生やイラストレーターをしているという保護者が興奮気味に「楽しかった」と感想を伝えてくれた。
せっかく舞台があるのに絵人形がないのはとなべさんは「ボールがとんできて(増田)をプレゼントして使い方を教えた。
この園の子ども達がのびのびしていること、その上規律正しくことを感じたので園長先生に質問してみると、日本の幼稚園の指導を取り入れている。
先生は子どもと同じ目線で接していると話してくれた。
スマリー先生が「なべさん、ここでパネルシアターを教えてよ」と言ってくれた。
まじそうしたいなあ。 
ホテルに戻り、1日遅れでウボンに到着した古宇田先生と合流し、昼食に向かう。

カニタ先生おすすめのおしゃれなベトナム料理店に到着。すべて美味しかったが、料理名は不明。残念!スイカの切り方が食べやすくてステキ。

翌日の準備のため大学に向かう途中、蜜蝋で作った巨大な山車を見学。 僧侶がお寺にこもるカオパンサー(入安居)のときに、お寺にろうそくをお供えすることから始まったろうそく祭りの山車だそうだ。
美しく精巧な彫刻がすばらしい!

ウボンラーチャタニ大学のホールで、翌日の講座の準備。
大変広い会場だったため、公演した幼稚園が作ってくれた2枚のパネルボードを並べて使うことに。イーゼルは、ホールの机の上にもう1台の机を横にして乗せたもの。
その場にある物を利用して、工夫しながら準備をするのは、海外公演の醍醐味かもしれない。舞台の素晴らしい仕上がりに思わずニンマリ!

「まだお腹が空いていない」「お粥くらいでいい」と言いながらも、スマリー先生が連れて行ってくださったリッチなホテルの中華料理店で料理が並ぶと「意外に食べられる」としっかり完食する日本人でした。
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