第3回 スリランカパネルシアター公演旅行 -3日目- Part1

2014年8月4日
  アヌラーダプラ、公演と発表会。
  この日は、午前・午後の2回の公演と発表会がある。ハードな1日になりそう。
迎えが来れなくなり、ずっと乗ってみたいと思っていた3ウィーラーをよんで出発!
後部座席に3人が乗り込み、ゴーカートのような乗り心地。
興味津々で運転席を覗き込むなべさんに運転手は嬉しそうだった。
排気ガス臭いのを我慢すれば、ちょっとしたアトラクションのようで楽しい。
北中部州幼児教育委員会局長のジャヤラットさんのご家族。奥さんのキャンディさんと長男のヤシンくん。
ヤシン君は、日本語が上手。ジャヤラットさんに習ったそうだ。
公演
今日も同じ音響さん。昨日の失敗を取り戻すべく、早くに到着し、準備も万端であった。
公演は、昨日以上の盛り上がり。私たちがスリランカ公演の雰囲気に慣れてきたせいだと感じた。
この日も100名の先生方が集まった。
やっぱりノリがいい。
子どものように体を動かして楽しんでいた。
この日もJACAボランティアの人が見学に訪れた。
中村さん(OT)と菊田さん(元特別支援学校教諭)。
日本人、活躍してます。
写真は、菊田さん。
古宇田先生の作品『野菜・くだもの、だ〜いすき』も大人気。
無邪気に思いっきり笑う笑顔がいい!
『チューリップ』は、ここでもウケた。「ジャージャー」が楽しそう。
『バスにのって』は、やっぱり人気がある。
♪バスエッケ アピデン ヤナバ gogo〜
公演後、熱心な先生方が舞台を取り囲む。
ついでに、前回は無関心だった音響さんも気になり始めた様子。
スライド(重ねずらし)は、スリランカでも誰もがやってみたいテクニック。
北中部州幼児教育委員会局長のジャヤラットさんちの二男
アッコちゃんとキーボードで意気投合し、連弾をしたりしてふれあいを楽しんでいた。
発表会(午前中は、6グループのオリジナル作品発表があった。)
この日も、スリランカらしい作品ばかりで、算数の学習にも活用できるものもあり、短期間の間にパネルシアターがめざましい発展を遂げていることの驚かされた。   
(地域)Manupa
(作品)Song『ラン ランブータン』

大変おいしいランブータンの歌。
とてもきれいな絵人形が印象的。
満面の笑みで修了証を受け取ってくれた。
(地域)Manupa
(作品)Story『ぼく』

糸止めのテクニックで赤ちゃんの動きを表現していた。
(地域)Galenbindunuwewa
(作品)Story『あ〜ん、あ〜ん、うさぎさん』

お菓子ばかり食べていると虫歯になるので、果物をたくさん食べるといいという教訓的なお話。

表裏のテクニックが効果的だった。
(地域)Galenbindunuwewa
(作品)Story『シギティちゃん』

髪を長くしたいためにお母さんが作ってくれるコラキャンダ(草粥)を5日間飲んだらこんなに長くなりました…というお話。

ポケットやスライドなどのテクニックが効果的だった。
(地域)Iparogama
(作品)Song『2と3 合わせて5つ』

「22年間、幼稚園で働いているが、初めてこんな素晴らしいプログラムに出会った。子ども達も大喜びしている。」と話してくれた。

すでに数の学習でも活用しているとは・・・。
恐るべし、スリランカ。
(地域)Medawachchiya
(作品)Story『大きな大きな森の中』

喧嘩をしていた黒い鳥と白い鳥。女神が差し出した木の実を食べて仲良くなったというファンタスティックなお話。

時間をかけて丁寧に作ったであろう絵人形がすばらしかった。
鳥の動きが面白い。大変すばらしい作品。
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