第3回 スリランカパネルシアター公演旅行 -2日目-

2014年8月3日
  アヌラーダプラへ移動。公演と発表会。
6:00am、ホテルを出発し、アヌラーダプラの公演会場へ出発。
途中のレストランで朝食。
ミルクティーをいただきながら、ホテルで準備してもらったサンドイッチやバナナを食べる。おいしい。
アヌラーダプラの会場に到着。
5時間はかかるはずだったが、3時間30分で到着。
スリランカのドライバーはすご過ぎる!信号はなく、片側1車線の道路で時には3列になって追い抜いて行く。
できればもう少し安全運転でお願いしたいなあ〜。
ただ、2年前に比べると殆どの道路を舗装されていたため、乗り心地はあまり悪くなかった。
前回お世話になったNCEF(National Children Education Foundation)のソーマさんに差し上げた舞台を使わせてもらうことに。
パネル布を張り替えてご満悦ななべさん。
なっちゃんが準備してくれたキーボードで音の調整をするアッコちゃん。

公演開始までは3時間以上あるのに、すでにかなりの人が集まっていた。
相変わらず待つことを気にしないスリランカの人たちに驚く。
準備が終わるとすぐに、発表会に参加した人たちに渡す修了証にサインするなべさん。

音響さんは、公演開始30分前くらいに到着。公演を始めようとしたら、ピンマイクが一つ足りずに取りに戻る。Oh my god!
大丈夫!何でもあり…。
公演開始前に、いつもの儀式が始まる。
なっちゃんのボスにあたる北中部州幼児教育委員会局長のジャヤラットさん(右端)は、九州大学を卒業し、日本語が堪能であった。
今回の催しに対し、大変ご尽力いただいた。
公演(アヌラーダプラは、21地区あり、3日・4日の2日間3グループに分かれて、各幼稚園代表の先生たちが参加する。) 

ピンマイクも揃い公演がスタート・・・と思ったら、なべさんのピンマイクが電池不足でランプが点滅。音響さんは電池を取りに戻る。
大丈夫。手持ちのマイクもあるし…。
そんなドタバタをよそに、公演は大いに盛り上がる。スリランカの幼稚園の先生方は、子ども達のように楽しんでくれた。
『な〜にができた!?』は、はずかしがってなかなか前に出てくれなかったが、一人指名すると、その後は勝手にどんどん立ち上がって前に出てきてくれた。この現象は、その後の公演の時にも続いた。
なべさんの動きを真似して、チューリップに「ジャージャー!」と言いながら水をやる先生方。 
『バスにのって』は、大人気。「ガオ〜ッ」とすごい迫力の先生方。 
1回目の公演は無事終了。
大変楽しんでいただいたが、まだまだ本調子という感じではない。
通訳をするなっちゃんとも次第に息があってきたので、翌日からはもっと盛り上がるだろうという予感。
ジャヤラットさんやJICAのユウコさん・ハブさんと記念写真。
発表会(この日は、6グループのオリジナル作品発表があった。なべさんは、1作品ごとに講評し、修了証を渡した。)  
(地域)Mihinthale
(作品)Song『フルーツサラダ』

フルーツサラダに入っている果物の名前を繰り返し歌う歌だった。

やりとりを加えながら、表情豊かに演じるトップバッターの先生。
上手!
(地域)Mihinthale
(作品)Story『きのこ泥棒』

キノコを盗もうとした狐の手からキノコが離れなくなるというお話。

表裏や切り込みなどのテクニックを巧みに取り入れていた。
すごい!
なべさんの講評を通訳するなっちゃん。
(地域)Mihinthale
(作品)Story『すてきな傘』

雨が降ってきたのでキノコを傘にしたというかわいいお話。

普段使っているパネル(舞台)より大きいので、貼る位置が難しかったらしい。
でもきのこを傘の代わりにするかわいいお話でした。
講評の後、修了証を手渡すなべさん。
みなさん、本当にうれしそうに受け取ってくれた。
(地域)Mihinthale
(作品)Song『Morning』

気持ちのいい朝を歌っている。

踊りや歌があり、まるで女優のようであった。
スリランカらしい。
(地域)Mihinthale
(作品)Story『ピンキーとルワン』

雨が降ってきたので犬のピンキーが大きなパパイヤの中に入るとそのまま流されてしまった。翌日大きな魚を捕まえてきたお父さん。お腹の中からパパイヤが。その中から何とピンキーが・・・という奇想天外なお話。

やりとりがすばらしかった作品。
(地域)Kekirawa
(作品)Song『かごの中から』

ペラヘラというスリランカの奇祭をモチーフにした作品。改めてもう一度観たくなった。
スリランカ楽器の生演奏入りで楽しかった。

6作品どれをとってもすばらしかった。
スリランカにある材料でできているところが素晴らしい。
テクニックを巧みに使い、演じ方がすごい。
レベルの高さに驚かされた。
みんな堂々と上手に演じているのだが、本当はかなり緊張しているらしい。
最初に褒めてからちょっとしたアドバイスを加えるようにした。
発表会の後、DANパネ団の作品を手に取ってみたいという要望が。
特に、弘前ひさし先生のパネルシアターマジック『チューリップ』が人気だった。
この会のために、JACAの羽生さん(幼稚園教諭)とゆうこさん(特別支援学校教諭)も遠く離れた場所から来てくれたそうだ。みんなシンハラ語やタミル語が話せる。語彙力不足でごめんだが「すごい!」 。 なっちゃんは、スリランカの先生方に大変信頼されているのがよく伝わってきた。
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