第2回 スリランカパネルシアター公演旅行 -8日目- Part2

2012年8月10日
  NCEF(National Children Education Foundation) Mulleriyawaで公演
  バンダーラナーヤカ国際空港発
18:40 キャンプ前のステージ発表の開始。
開会の儀式ののキャンドルサービスが始まる。
地域の名士や教育関係の役人といっしょに、DANパネ団のメンバーも火を点す。
初めての体験に、女性たちは緊張の面持ち。
ステージでは、さっそくダンスが始まる。
プロ顔負けのダンスは、今年も健在だった。
今回の通訳は、昨年のガイドのサナットさんが勤めてくれることになったので、慌ただしく打ち合わせ。
すると、突然出番ということになり、大慌てで舞台を組み立てた。
ピンマイクがあるということだったが、結局ないことが分かり、ワイヤレスマイクを片手で持って演じることに。
会場があまりに広すぎて、持っていったハンズフリー拡声器では、音量が足りない。
歌遊び『きりがない』からスタート。
子どもたちはすぐにやってくれた。
保護者の方々もいっしょに♪あげたりさげたり〜をしてくれた。
初めは、児童生徒席で観ていた子どもたちだったが、きっとソーマさんが「小さい子は、舞台のそばに行きなさい」と声をかけてくださったのだろう。
みんな舞台近くまで来てくれた。
ワイヤレスマイクを持って演じることになり、演じる予定でない者が絵人形を動かし、演じる予定だった者が、ワイヤレスマイクでセリフや歌を担当するというふうに、とっさに判断で切り替えた。
みんなまったく動じることなく演じられたのは、日頃の練習の成果だと思った。
プログラムが進むにしたがって、舞台の前の子どもたちが増えてきた。
用意されていた机の高さが合わずに、あっこちゃんは40分くらい膝立ちをして演奏しなければならなかった。
本当にお疲れ様〜。
キーボードの音を拾うために、少年も膝立ちしてマイクを向けてくれた。
とてもつらそうだったらしい。
本当にありがとう。
『バスにのって』は、子どもたちの1番人気だった。
ハンドルを持ってバスを運転したり・・・
ライオンの「ガオ〜ッ」をしたり・・・
「GO!GO!」の掛け声は、独特なリズム感でものすごい盛り上がりだった。
小さな子どもたちがステージの前に来て観てくれたおかげで、とても楽しかった。
盛り上がる子どもたちの様子を見ているソーマ先生をはじめ、名士の方々や教育関係者や保護者もとてもうれしそうだった。
公演の最中、時間短縮の指示が出て、急なプログラム変更をしたが、臨機応変に対応することができた。
公演の終わりを告げると、子どもたちからブーイングが起こったり、ソーマさんから『BINGO』のリクエストがあったりして、達成感いっぱいで今回のスリランカ公演を終えることができた。
DANパネ団の公演の後は、引き続き子どもたちのステージ発表が続いた。
主役の少女(小3くらい)は、今年6万人が出場した踊りのコンテストで1位になった。
昨年もそんな子がいた。すごい学校だね。
22:00過ぎ。
発表は続いていたが、帰りのフライトとも気になるので、先に引き上げ、荷物のパッキングや着替えを済ませた。
なっちゃんは、今後のパネルシアターのワークショップのため、動画や絵人形の写真を撮っていた。今回の公演用のセリフや楽譜もプレゼントした。とても喜んでくれていた。
22:30 夕食をいただく。
23:00 みんなで記念写真を撮って、お別れ。
私たちの公演のため、大変お忙しい中来ていただき、大した打ち合わせもできなかったのに、スムーズな通訳をしてくださったサナットさん、そしてもちろん大・大・大感謝のソーマさんとのお別れ。
淋しかった。
23:40 空港着。
プレーマさん、チャミンダさんとお別れ。本当にありがとうございました。
こんな時間なのに、空港はごった返していた。
チェックインに長蛇の列。時間がかかる。
日がかわり
1:30 出発の10分前に入国審査を終える。
結局フライトは、20分遅れ。
2:00 バンダーラナーヤカ国際空港発。
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