第1回 スリランカパネルシアター公演旅行 -3日目- Part1

2011年8月4日
  Part1 世界遺産:シーギリヤ・ロック登頂
5:30起床。
昨夜は23:00前から爆睡。
久しぶりに快眠で、5:30まで一度も目を覚まさなかった。
6:40朝食。
「ビッタラ・アーッパ」という卵を中央に落としたココナツミルク入りクレープとワッフル。
最高。野菜がうまい。
レストランのそばのプールサイドでリス発見。
とてもきれいなプール。
古宇田先生は食事の前に泳いだらしい。
さすがです。
朝食の後、一人でホテルの広大な庭を散歩。
湖があり、木立の間を通り抜ける風が気持ちいい。
湖の対岸に装飾を施したゾウが5・6頭。
なんだろう?
答えは、この日の夜分かる。
部屋に戻ると猿がいた。朝早くから聞こえた「ブックンブックン」という鳴き声の正体。
たくさんいた。
8:00部屋出発。
最高に気持ちのいいホテルだ。
もっとゆっくりしたかった。
ホテル正面玄関のドアストッパー。
石のゾウ。
ソーマさんと古宇田先生と一緒に記念写真。
お宝写真だ。
あまりに素晴らしいホテルだったのでみんな大はしゃぎ。
変な写真を撮りまくり。
お見せできないのが残念。
8:25 シーギリヤ・ロックに向けてホテル出発。
バスの中では、ガイドのサナットさんに代わり、ソーマさんが名ガイド。
「忘れ物ないですか?カメラ?さいふ?お皿?」
こんな感じで、ソーマさんと古宇田先生は、面白い話をして周りを和ましてくれます。
笑点に出演したら人気者間違いなし。
野生のクジャクです。
すごいねえ。まるで動物園。
村に住む新婚さんかな?
茅葺き屋根に赤土の壁でできた家。
みごとなブーゲンビリアの花。
花の種類も豊富で色も鮮やかです。
売店?スリーウィールがかわいい。
世界遺産「シーギリヤロック」が見えてきました。
この岩山の上に宮殿があったそうな。
トイレを借りたレストランの前の大木。
黄色い花がきれいでした。
9:30 いよいよシーギリヤ観光の始まりです。
おしゃれな?傘を持つソーマさん。
自らを「変なお坊さん」と嬉しそうに言っていました。
スリランカの国花「ブルーロータス」。
とてもきれいな青紫の蓮です。
美しい。
大きなアリ塚発見。
初めて見ました。
2009年、日本の協力を得て完成したシーギリヤ博物館。
ロック頂上の宮殿跡の当時再現VTRがすばらしい。
牛の糞を固めて作った大きなツボ。
昔は米などの食料を貯蔵していたらしい。
ホテルで見たツボのオブジェはこれだ。
博物館を見学し、すこし知識を蓄え、いよいよ謎の美女壁画のある伝説に岩山「シーギリヤ・ロック」の登頂開始。
195mの巨大な岩山。
およそ1500年前に、この頂上に王宮が築かれた。
けっこう厳しい階段が続く。
それでもみんな元気いっぱい。
鉄製のらせん階段を上るとそこには・・・
美女のフレスコ画が。
「シーギリヤレディー」と呼ばれている。
妖精とか上流階級の女性と侍女という説があるがはっきりしない。
ソーマさんと世界遺産というお宝写真。
壁画の美女たちは、かつては500人ほど描かれていたが今では18人しか残っていない。
古宇田先生と世界遺産というまたまたお宝写真。
この壁画は、殺してしまった王(実父)の霊を鎮めるために描いたと言われている。
フレスコ画を少し下るとミラー・ウォール(鏡の回廊)に出る。
煉瓦の真に漆喰を塗り、その上に大量の卵の白身・蜂蜜・石灰を混ぜたものを塗っている。磨き上げられ、かつては光り輝いていたらしい。
ミラー・ウォールには、7〜11世紀に彫られた叙事詩などが残っている。
眺め最高。
さらにロックを登り到着した「ライオンの入り口」。
ライオンのポーズをとる古宇田先生。
以前は頭部もあったそうな。
ライオンの爪の形をした宮殿の入り口。
毛まで描かれている。
入り口前の広場には猿がたくさんいた。観光客の持っている食べ物を狙っているのだ。
階段を登っていくと、ライオンののどを通るような感じになっている。これがシーギリヤの由来になっている。
シンハラ語でライオンは「シンハラ」、のどは「ギリヤ」。ライオンののどはシンハギリヤ」だそうだ。
いよいよ王宮跡に到着。思ったよりはきつくない。風が気持ちいい。
王(実父)を殺した後悔や苦しみからか、亡命した弟の復讐を恐れたためか、王になったカーシャパは、この岩山に宮殿を建てたらしい。
5世紀後半。
頂上です。まったく遮るものがなく360度パノラマが広がる。
広さは、1.6ヘクタール。
景色最高、風最高、気分最高!
カーシャパ王の孤独感をおもんばかることなく、ノー天気なメンバーは、いろんなポーズで写真を撮りまくった。
最後は弟に攻められ自害したカーシャパの孤独感が伝わってくる場所でもある。
19世紀後半、望遠鏡で眺めていたイギリス人に発見されるまで忘れ去られていた。
ガイドのサナットさん・小林さんと。
大山さんと。
こんな場所に一人暮らす王の気分は?
なんとこんな岩山の上にプールまで築いていた。
壁フェチのなべさんにはたまらない場所でもあります。
Vは井村さん。
下りの階段は結構急です。
無事ライオンの入り口に帰還。ライオンの頭はどんなだっただろうか?
12:30 登山終了
コブラの岩。
紀元前2世のもの。
古代絵画の後は残っている。
大きな岩が倒れないように傘で支えるひょうきんなソーマさん。
素敵です。
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