第1回 スリランカパネルシアター公演旅行 -2日目-

2011年8月3日
  スリランカ幼児教育振興財団本部(=NCEF)で公演
  シーギリヤ方面(ハバラナ)へ移動
6:30起床。
眠い!
2mを超える大きさの壺のあるホール。
豪華です。何の壺だろう?
翌日わかった。
7:00過ぎ 食事へ。
さすが早起きの古宇田先生はすでに食事を始めていました。
数種類のカレーはもちろん、世界中から訪れる人が満足できるよう数々のメニューがそろっている。
どれもおいしい。とくに果物とパン。
最高でした〜。
レストランから見える中庭。
美しいプールサイドを歩いて、ごくわずかの時間リゾート気分を味わう。
ホテルからみたコロンボの町。
高層ビルもちらほら。
赤い瓦屋根の家が多い。
マクドナルド3号店。
日本とあまり変わらない価格らしく、教師の月給が3万5千円というからかなり高級。
ちなみに、1Rs.=0.7円くらい。
コロンボの中心街はコロニアル建築が並び都会的な感じだが、すこし走ると田舎な感じに変わる。
信号機がほとんどなく割り込みが激しい。
走っているのは日本車がほとんど。
この写真は車が少ないが、ちょっとした町はいつも渋滞。
シンハラ語の看板を見るとスリランカに来たという実感が湧く。
スリーウィーラーという3輪車が多く走る。
主にタクシーでインド製。
1代30万円くらい。1時間チャーターしてRs.600くらい。
大渋滞する街の中では便利な乗り物らしい。
スリランカ教育振興財団本部(=NCEF)に到着。
大きな門の前でソーマさんがお出迎え。
NCEFは、ソーマさんが理事長を務め、幼・小・中・高一貫教育の私立学校や幼稚園をいくつも経営している。
大変優秀な子どもが多いらしい。
門を開けると、大勢の幼児児童生徒が待ってくれていた。大歓迎である。
旗を振り鼓笛隊の元気な演奏が鳴り響く。
涙が出そうなくらい感激した。
歓迎の儀式で、葉っぱの束を手渡される。
受け取ったらすぐに戻さなければならない。
私たちが戻さないので、子どもたちは困っていた。
いろいろ知らないことが多くて、ごめんな・サイです。
歓迎の儀式を終え、鼓笛隊の後について会場へ。
日本のパネルシアターという教育プログラムを見ようと500名を超すスリランカ中の幼稚園の先生方が集まっていた。
式の始まりの儀式。
古宇田先生がろうそくの芯のようなものに火を灯す。
私たちも後に続いた。
いろんな儀式があり面白い。
歓迎セレモニーの始まり。
シンハラ語・英語・日本語を流暢に話して進行する生徒。
かなり優秀なのだろう。堂々としている。
NCEFで力を入れている舞踊。
毎年テレビ局でコンテストがあり、7年連続優勝しているらしい。
中央で踊る小3くらいの女の子は、6万人の中から選ばれた舞踊の天才。
テレビにも出演しており、人気者らしい。
他の子も上手だが、一際抜きん出ている。
ソーマさんの歓迎の言葉。
初めはシンハラ語で古宇田先生やパネルシアターについて説明し、その後大変流暢な日本語で私たちに向かって歓迎のお言葉を述べてくださった。
いよいよパネルシアターの実演開始。
あまりにすごい歓迎の踊りに圧倒されるなあ。
しかも広い会場で、日本から持って行った腰にぶら下げるポータブルマイクでは音量が足りない。
石川県の「銀河」さんの日本の四季をパネルシアターにしたもの。
素晴らしい歌に合わせて演じていた。
淑徳大学パネルシアター研究会のOB(中島さん)による『線路は続くよどこまでも』。
井村さん・大山さんによる『バナナのおやこ』
なべさん(私)と大勢のバックダンサーによる『ブタ君街道を行く』。
何となく笑ってくれている。
なべさん(私)の『バスにのって』。
たまたま訪れた幼稚園の子どもたちも一緒に体を動かしてくれていた。
スリランカの子守歌を古宇田先生が。
貫禄の演技です。みんなが知っている歌が流れると大合唱が始まった。
予定をはるかに超える長い時間、本当に熱心に見ていただき、心から感謝です。
公演後は、NCEFの食堂で準備してくださったカレーをいただいた。
鶏肉や野菜のカレー、パパダン(薄焼き煎餅のようなもの)、魚のフライ、ホウレンソウ的な野菜の炒め物をいただいた。
辛いけどうまい!
デザートのアイスクリームや果物も最高でした。
校門のそばに立っていた沙羅双樹の木。
初めて見ました。
お釈迦様がこの木の下で入滅したと言われている。赤い花だった。
NCEFを出発し、シーギリヤ方面へ。
途中、カズラ細工を発見。
ハバラナにあるシナモン・ロッジホテルに到着。
またまた素晴らしいホテル。
客室はすべて独立したバンガロータイプ。
アンティークな内装がいい感じ。
夕食は豪華バイキング。
何でもある。
選り取り見取りで選ぶのが大変でした。
もちろんカレーもあるが、ステーキとハムなどの肉と野菜サラダで攻めてみた。
スリランカはライオンビール。
タイのタイガービールに味は似ているけどこちらのほうが少し苦みが強い。
リーダー永山と井村さん。いつも元気いっぱいモリモリです。
私は食事の後はすぐに部屋に戻り寝る準備。
若者と古宇田先生は散策。美しい星やホタルに感動したそうです。
23:00就寝
この日の感想
 海外での公演は、当然日本で行うようにはいかないのが常だが、いつも思う。「今日の公演はスリランカの人々の期待に応えることができただろうか?」
 大歓迎を受けたからには、それに応えられるような活動がしたい。
 自分自身の反省として、この日の公演に関してはパネルシアターの特徴や長所(動きの表現、コミュニケーション、手軽さ、工夫次第で様々な用途など)を伝えられるようなプログラムなど、周到な準備と練習を重ねておく必要があったと少々悔いが残った。

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