第11回 韓国公演 -3日目- Part2

2010年8月17日
エバーランド見学


 午後は、韓国の有名な遊園地「エバーランド」に行ってみることになっていたが、遅い昼食と水原市庁への表敬訪問とで、市庁を出発したのが16:00ごろ。
 結局、エバーランドには16:30頃到着。19時には、キム先生とキム先生の友人たちとの夕食会が予定されており、あまり時間がない。
 ガイドとして同行してくれたセンター職員のチャンさんとチョンさんは、二人とも日本語が全くできないので、ぼくの下手な韓国語や簡単な英語での会話となった。でもこれが結構楽しいし、いい勉強にもなった。
 ぼくと似ているというチャンさんは、キム先生がパネルシアターの演じ手として期待している人らしい。遊園地内でも無邪気にはしゃぐことのできる楽しい人だ。ぼくの『大工のキツツキさん』をビデオで見たらしく、実際に見せてほしかったと言っていた。ありがたいことである。
 チョンさんは、しっかり者という感じ。公演の間、得意のPCを使ってぼくの持っていったCDをタイミング良く操作してくれたし、エバーランドまでの車の運転やチケットの購入、園内の案内や冷たい物の調達など、抜かりなくできる大人な感じの人であった。
 結局エバーランドを出たのが、18:40。中華料理店に直行し、19:20頃到着。同行してくれたお二人、お疲れ様でした。

 中華料理店には、有名デザイナーや会社社長などすごい面々が集まっており、恐縮しながら食事をするが、昼食をたらふく食べたので、食は進まなかった。百歳酒は、うまかった。できれば、気楽にセンター職員とお茶するほうがよかったなあ・・・なんて罰当たりな気持ちも正直あった。
 食後、サックスの生演奏が聴けるバー(B♭)に行く。プロのサックス奏者というマスターが、すぐそばで生演奏を聴かせてくれた。すばらしい演奏に感動。しびれた。その後、カラオケに合わせてサックスやピアノも演奏してくれた。日本ではカラオケに行くことはないが、つい2曲も歌ってしまった。何だかんだ言って結局楽しかった。

 市庁でお会いした市民サポート局?の所長さんが、「日本と韓国は、過去に悲しい出来事があったが、本当は一番分かり合える民族だと思う。これからはお互い助け合いながら未来に向かって共に歩んでいけることを願います。」とおっしゃっていた。すばらしい人に出会えて、うれしくなった。
夕方というのに、まだまだ人は多いし、チケット売り場には行列ができていた。
かなり派手な色使いの木。
かわいいキャラクターたち。
ゴンドラではしゃぐチャンさんと古宇田先生。
ゴンドラではしゃぐぼく(なべさん)とチョンさん。
美しい景色を背に、ハイ、キムチ。
四季の花畑を背にハイ、キムチ!
夕食会場の中華料理店。
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