第11回 韓国公演 -2日目- Part1
2010年8月16日
水原市保育情報センター主催公演(1回目・2回目)
6:30 ホテル内のレストランで朝食バイキングをいただく。宿泊者は外国人ばかりで、特にインド人が多い。IT関連企業はインド人が活躍しているということか?
8:00 センター職員の李さんが迎えに来てくれる。ありがたいことに時間通り。小雨が降ったせいか、かなり涼しい。何だか避暑に来ている感じがした。
水原市や会場のある辺りは、大変整備されていて美しい景色が続く。30分ほどで会場となる竜仁市(よんいんし)労働福祉会館に到着。
すでに、センター職員や東南保健大学の学生たちが慌しく準備に取り掛かっていた。
会場は新しい建物で、ホールもすばらしかった。
会場についてまずすることは舞台作り。ホワイトボードを準備してくれており、それにパネル布や幕をかけて完成。古宇田先生との息もピッタリで、少々不都合があっても、いろいろ工夫しながらきれいな舞台を作ることができた。
申し分ないピンマイクが準備されていたことが、最高にありがたかった。海外に出かけるとピンマイクで泣かされることが多い。
ぼくが持っていった伴奏CD操作の打ち合わせも万端整ったところで、子ども達がぞくぞく入ってきた。
毎回の公演に、400人以上の子ども達と保育士。その他、保育関係者や市の職員や市議会議員など、水原市の主だった面々が二日間の間に参観してくださるらしい。
早速、市議会の副議長が挨拶に来てくださった。ちょっと恐縮。
子ども達は、思ったりより小さく3歳児が中心といった感じなので、椅子に座ると前席の背もたれが高くて見づらい。一生懸命伸びをしたり、イスに座らずに立ったままだったり。要領のいい子は、イスの座部を立てたまま、その上に座っていた。
古宇田亮順先生は、ときどき韓国語を使うが、基本的にはいつもと変わらぬ流ちょうな日本語で演じる。古宇田先生自身は、「公演や講習会続きで、この公演のための準備ができなかった」と反省していらしたが、そんなことを全く感じない。
絵人形があることやその動きで内容を理解することが容易なことはもちろんだが、楽しく演じる古宇田先生の動きや表情で、あっという間に古宇田ワールドに子ども達を引き込んでしまっていた。
いつでも楽しそうに演じている古宇田先生を見ていると、本当にパネルシアターが大好きなんだと感じさせられ、自分はいつまでも楽しく演じ続けられるだろうかと思う。
古宇田先生が雰囲気作りをしてくださった後なので、ぼくはやりやすい。今回は、MC以外は、ほとんど韓国語で演じた。少々歌詞を間違えても、へっちゃらぽんち。だって日本人だからね・・・ってな具合で、最近は大して緊張もしなくなった。
それでも1回目は、久々の韓国語の公演で、リズムをつかむのに時間がかかった。歌詞が出てこなかったり、絵人形を貼るタイミングを間違えたり・・・。ありゃりゃりゃ・・・
「ブタくん街道を行く」
1回目:くすくす笑いでウケていた。歌詞を間違えた上、一番にキリンを貼ってしまう。観客に向かって謝ると、「韓国語が上手だった」と温かい返し。やさしいなあ。
2回目:歌詞を間違えないように、休憩中何度も練習した。「クルクル(ブーブー)」などと元気に歌ってくれた。大人たちが盛り上げようとしてくれているのを感じた。
「はなからこんにちは」
1回目:花の色や何がでてくるかを、よく答えてくれる。すぐに覚えて一緒に歌ってくれた大人もいた。
2回目:重ねずらしでは、「お〜っ!」という驚きの声があがる。しめしめ。
「バスに乗って」
1回目:GOGOのノリがいい。いい感じで盛り上がる。元気がいい。立っていっしょに身体を動かしてもらう。よく動いてくれた。
2回目:1回目ほどの動きが見られないが、結構盛り上がる。
(B)「よくみてごらん」
1回目:ものすごく大きな声で答えてくれるので、なんと言っているかわからないほど。
2回目:1回目同様、よく答えてくれる。
(B)「星ひとつ」
1回目:静かに観てくれる。一人でやるので少しあわてる。
2回目:演技としては完璧!? 一番見てほしい流れ星で日本のような反応がないのが今一残念だが、チュールの星が出るところでは「オ〜ッ!という声。
伴奏のCDを操作してくれたチョンさんが、タイミングよく音楽を流してくれたおかげで、気持ちよく歌ったりやりとりをしたりすることができた。ありがとう。
椅子の背もたれで子ども達の声が遮断され、演じているぼくらに反応が伝わりにくく、淋しく感じる部分もあったが、公演後にはたくさんの拍手をもらった。子ども達を見送るときには、ハイタッチやキスをしてくれ、楽しそうにかえっていく姿を見てホッとした。
水原市保育情報センター主催公演(1回目・2回目)
6:30 ホテル内のレストランで朝食バイキングをいただく。宿泊者は外国人ばかりで、特にインド人が多い。IT関連企業はインド人が活躍しているということか?
8:00 センター職員の李さんが迎えに来てくれる。ありがたいことに時間通り。小雨が降ったせいか、かなり涼しい。何だか避暑に来ている感じがした。
水原市や会場のある辺りは、大変整備されていて美しい景色が続く。30分ほどで会場となる竜仁市(よんいんし)労働福祉会館に到着。
すでに、センター職員や東南保健大学の学生たちが慌しく準備に取り掛かっていた。
会場は新しい建物で、ホールもすばらしかった。
会場についてまずすることは舞台作り。ホワイトボードを準備してくれており、それにパネル布や幕をかけて完成。古宇田先生との息もピッタリで、少々不都合があっても、いろいろ工夫しながらきれいな舞台を作ることができた。
申し分ないピンマイクが準備されていたことが、最高にありがたかった。海外に出かけるとピンマイクで泣かされることが多い。
ぼくが持っていった伴奏CD操作の打ち合わせも万端整ったところで、子ども達がぞくぞく入ってきた。
会場は、また完成したばかりの新しいビル内のホール。 | |
ホワイトボードを使って舞台を作った。 ボードの板が薄くて、ブラックライトを吊るすアームが垂れ下がるので、紐で引っ張るなど、古宇田先生のアイデア満載の舞台。 |
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準備OK。 古宇田先生が写してくださいました。 |
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立派な設備のホール。 | |
ホールにぎっしりの子ども達。 |
早速、市議会の副議長が挨拶に来てくださった。ちょっと恐縮。
子ども達は、思ったりより小さく3歳児が中心といった感じなので、椅子に座ると前席の背もたれが高くて見づらい。一生懸命伸びをしたり、イスに座らずに立ったままだったり。要領のいい子は、イスの座部を立てたまま、その上に座っていた。
古宇田亮順先生は、ときどき韓国語を使うが、基本的にはいつもと変わらぬ流ちょうな日本語で演じる。古宇田先生自身は、「公演や講習会続きで、この公演のための準備ができなかった」と反省していらしたが、そんなことを全く感じない。
絵人形があることやその動きで内容を理解することが容易なことはもちろんだが、楽しく演じる古宇田先生の動きや表情で、あっという間に古宇田ワールドに子ども達を引き込んでしまっていた。
いつでも楽しそうに演じている古宇田先生を見ていると、本当にパネルシアターが大好きなんだと感じさせられ、自分はいつまでも楽しく演じ続けられるだろうかと思う。
古宇田先生が雰囲気作りをしてくださった後なので、ぼくはやりやすい。今回は、MC以外は、ほとんど韓国語で演じた。少々歌詞を間違えても、へっちゃらぽんち。だって日本人だからね・・・ってな具合で、最近は大して緊張もしなくなった。
それでも1回目は、久々の韓国語の公演で、リズムをつかむのに時間がかかった。歌詞が出てこなかったり、絵人形を貼るタイミングを間違えたり・・・。ありゃりゃりゃ・・・
「ブタくん街道を行く」
1回目:くすくす笑いでウケていた。歌詞を間違えた上、一番にキリンを貼ってしまう。観客に向かって謝ると、「韓国語が上手だった」と温かい返し。やさしいなあ。
2回目:歌詞を間違えないように、休憩中何度も練習した。「クルクル(ブーブー)」などと元気に歌ってくれた。大人たちが盛り上げようとしてくれているのを感じた。
「はなからこんにちは」
1回目:花の色や何がでてくるかを、よく答えてくれる。すぐに覚えて一緒に歌ってくれた大人もいた。
2回目:重ねずらしでは、「お〜っ!」という驚きの声があがる。しめしめ。
「バスに乗って」
1回目:GOGOのノリがいい。いい感じで盛り上がる。元気がいい。立っていっしょに身体を動かしてもらう。よく動いてくれた。
2回目:1回目ほどの動きが見られないが、結構盛り上がる。
(B)「よくみてごらん」
1回目:ものすごく大きな声で答えてくれるので、なんと言っているかわからないほど。
2回目:1回目同様、よく答えてくれる。
(B)「星ひとつ」
1回目:静かに観てくれる。一人でやるので少しあわてる。
2回目:演技としては完璧!? 一番見てほしい流れ星で日本のような反応がないのが今一残念だが、チュールの星が出るところでは「オ〜ッ!という声。
伴奏のCDを操作してくれたチョンさんが、タイミングよく音楽を流してくれたおかげで、気持ちよく歌ったりやりとりをしたりすることができた。ありがとう。
椅子の背もたれで子ども達の声が遮断され、演じているぼくらに反応が伝わりにくく、淋しく感じる部分もあったが、公演後にはたくさんの拍手をもらった。子ども達を見送るときには、ハイタッチやキスをしてくれ、楽しそうにかえっていく姿を見てホッとした。
古宇田先生の『畑のお花』。日本語で演じているが、動物に応じて面白い花が咲くと子ども達が笑う。 | |
『しゃぼん玉とばせ』。 海外で公演しているときに、なぜこれを見て子ども達が笑うのか分からないところがある。 確かに古宇田先生も面白いが、それだけではない何かがこの作品にはある。 すごい! |
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ウケる子ども達。 | |
見づらいので、思わず立ち上がっている。 | |
『ブタくん街道を行く』のぼく(なべさん)。 奥にあるアートバルーンは、センター職員が研修を受け、自分たちで作ったらしい。 ありがたいね。 |
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『バスにのって』では、みんないっしょに「GO!GO!」と盛り上がった。 | |
『バスにのって』 みんな立ち上がっていっしょに身体を動かしてくれました。 |
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通訳をしてくれているキム・ヨンヒ先生。 流暢な日本語で、グッドタイミングなサポートをしてくださいました。 |
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『野菜・果物だ〜いすき』のマジックでハッスルする古宇田先生。 本当に楽しそうです。 |
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センター職員のチャンさんと。 他の職員からなべさんに似ていると言われたと喜んでいた。 ぼくはネパールに行っても現地の人と間違えられるし、韓国でも似ていると言われるし、どこに行っても溶け込むことができるのかも・・・ |
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昼食をいただいた水原カルビのお店。 一番人気の店らしい。 |
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豪華なお店はいつも満員。 この日は、昼過ぎから夕方にかけても、大勢のお客さんが肉を焼いていた。 |
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名物『水原カルビ』。 炭火でじっくり焼いた肉がうまかったあ〜。 |
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2時間くらいかけて、豪華な昼食をおなかいっぱいいただいた。 もう夕食は要らない。 |
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