第9回 韓国公演 -3日目-

2008年9月29日
東南保健大学附属幼稚園で公演

早朝、恒例のさんぽの後、宿泊しているセンター内15階の窓から水原市を眺める。
高いところが大好きな古宇田先生は、大満足で公演に向かわれた。
公演先の東南保健大学附属幼稚園。
大学の正門横にある。大学では今夜から学園祭があり、学生たちは大忙しらしい。
今年日本の淑徳大学に短期研修に来た学生たちに会えないので、古宇田先生はがっかりしていた。
園児や東南保健大学の理事長や先生方200 数十名が集まった。
日本語でやっているのに、子ども達はすぐに古宇田ワールドに引き込まれていった。
パネルシアターはもちろんすごいが、古宇田先生の実演はやはり古宇田先生からにじみ出て来るパワーだったりお人柄だったりが観客を魅了するのだと感じた。
これは真似できるものではない。
今回が9回目の韓国公演の旅となる私(なべさん)は、とりあえず韓国語で公演させていただいた。
これまでと比べるとおとなしい子ども達であったが、楽しく演じることができた。
「だんご3兄弟」は、韓国でも大人気。
私の作品では、特に「ごめんな・サイです」の人気が高かった・・・らしい。
子ども達一人ひとりとハイタッチしてお見送りをする古宇田先生。
絵人形を熱心に見る金先生や幼稚園の園長先生。
公演終了後、この日もソウルへ。
以前も訪れたことがあるという町で、念願のポータブルマイクを手に入れてご満悦の古宇田先生。
このマイクは、携帯性に優れ、今回の韓国公演でも大いに役立った。
金先生がお忙しいため、康先生が南山タワーに連れて行ってくれた。
今回の韓国は、結構ゆとりがあり、観光もでき楽しむことができた。
移動中の車中では、会話が途切れることがないくらいであった。
南山タワー
タワー最上階の展望台にて
展望台から見るソウル市内
康先生と
夕方、水原市に戻り、金先生を迎えに東南保健大学へ。
学園祭を見学していると、今年淑徳大学に来た学生に出会う。
古宇田先生、大喜び。
一昨年淑徳大学に研修に来た学生で、今はこの大学の助手をしているという女性にも出会う。
またまた古宇田先生、大喜び。
金先生の研究室で、韓国のネル地と不織布を見せてもらう。
日本の製品と比べると、まだまだ質は悪いが、結構いける。
「これなら安くていいんじゃない」と古宇田先生もおっしゃっていた。
その後、夕食へ。アヒル料理のお店。
金先生は、何度も韓国に来ている私のために、「食べたことがない韓国料理を食べさせる」と、毎食おいしい所へ連れて行ってくださった。
アヒルの料理。
もち米や栗などいろいろな詰め物がしてあり、黄土で3時間蒸し上げるそうだ。
初めて食べる優しい味に大満足。
とにかくおいしかった。
かぼちゃの中に詰め物をし蒸したもの。
素朴でカボチャの甘みがよかった。
珍しいものばかりいただき、申し訳ないくらいであった。
コン先生・ジョン先生・古宇田先生・金先生・なべさん・康先生
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