第7回 韓国公演 -3日目-

2007年5月5日
パネルシアター教育研究所関連の公演


 枕が変わると初日はほとんど眠れないぼく(なべさん)だが、あまりの疲れに昨夜はよく眠ることができた。
 女性陣は、朝食を外で取りたいと張り切っていたが、ぼくはこの日ばかりはゆっくり寝ていたいと、TVを見ながらやまちゃんが届けてくれたパンを食べる。
 やまちゃん・ヨッシー・ソンヨンは近くのお粥専門店へ。「うまかった。うまかった。」と、食い物の話をするときは生き生きとしている。明日の朝食もそこと決めているようだ。
 9:30 今回の主催者で「パネルシアター教育研究所」の所長ジョン先生の車に乗り込み、ホームプラスへ。
 山場の3公演。3公演とも会場が異なる上に、5月5日は「こどもの日」で韓国は渋滞がすごいらしい。こんな計画を経てて時間は大丈夫?
 2公演目は、会場到着時にはお客さんが入っており、15分で準備をして開演。これも海外公演ならでは。
 気分はまな板の上の鯉。ケンチャナヨだもんね。
 結果的には、ちょっとした渋滞に巻き込まれながらも無事公演を終了することができた。ジョン先生がさすがにパネルシアターのことをよく理解しているので、ぼくらが到着する前には必要なものが準備できていた。
 会場も適度な広さで、いつも問題になるマイクの心配もない。
 ただキーボードの音の悪さは、どうしようもない。最後の公演中、ヨッシーがキーボードからピアノに飛び移る荒業を披露した。さすがヨッシー。
 3会場とも、子どもの日ということもあって、あまり多くは集まらなかったが、近い距離でゆっくりやりとりを楽しみながら演じることができた。
 韓国の公演は、いつもあまりに観客が多く大げさな公演が多いので、こんなに少人数の集まりは新鮮だった。何だか、本当にふれあっているという感じがして、とてもいい雰囲気で楽しむことができた。
 最近日本でも感じることだが、大人のほうが喜んでいることが多い。大人たちが疲れていて癒しを求めているということなのかもしれない。
 3箇所とも、『はなからこんにちは』が大人気。みんなが歌を歌ってくれました。作曲したかわちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。
 こんな機会を与えてくれたジョン先生に感謝。

12:00〜12:50 KIMPOホームプラス
会場到着後、打ち合わせと準備。
昼食時とあって、人が集まらない。
少ない人数でもノリノリのお客さんたち。
14:00〜14:50 GANSEOホームプラス
 会場に到着すると、すでにお客さんが入って準備OKって雰囲気。
 ぼくらは大慌てで、準備。マイクの音量をテストする余裕もないまま、ハイ、スタート!
 「DANパネ団が来るというので、楽しみにやってきました。」と日本語で話をしてくれたお母さんがいました。なんてうれしいことばでしょうか。だってここは日本じゃないんですから。やりとりを楽しめた公演会場でした。

16:00〜16:50 YEONGDEUNGPOホームプラス
最後の公演です。
「がんばるぞ」と気合を入れて臨みました。
『大工のきつつきさん』で盛り上がる。
やまちゃんの『コブタヌキツネコ』。
悲しい歌い方に会場は爆笑。
懇親会
ジョン先生がテジ(豚)カルビをご馳走してくれました。
うまかったあ・・・。
(ジョン先生の姪・ジョン先生・研究所の所員)
意気投合した二人。
笑い疲れるほど盛り上がった夕食会でした。
 夕食会の後は、ささやかなご褒美としてチムジルバン(宿泊施設のあるサウナ&銭湯)へ。いろんな種類のサウナの中で、アイスコーヒーを飲む。これが最高なんです。みんな、お疲れ様でした。
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