第4回 失語症の方のご家族のためのサポートセミナー開催
平成22年1月24日、新宿区障害者福祉センターにて第4回 失語症の方のご家族のためのサポートセミナーを実施しました。
30歳代から80歳代までの失語症の方を身内にもつご家族が立場や発症からの年月などにわかれて、それぞれの悩みをじっくり語り合いました。
全国の失語症会話パートナーが一堂に会する交流企画
「集まれ!失語症会話パートナー 〜語って、学んで、考えて〜」
が開催されました。
夏場にさらにヒートアップした会場の様子は特集ページでご紹介します。
詳しくは「集まれ!失語症会話パートナー 〜語って、学んで、考えて〜」のご報告をご覧ください。
  
当日の詳細報告はこちらをクリック
平成21年度失語症会話パートナー養成講座が始まりました。
第1回基礎講座は、132名受講の大盛況
平成21年度の失語症会話パートナー養成講座は、6月20日(土)の基礎講座を皮切りに講習4回、そのうち2回は失語症者との会話実践を含み、さらに実際に失語症友の会などへ出向いての研修3回を11月までかけて行います。

第1回は市民啓発をかねたプログラムで「知ろう、わかろう、失語症」をスローガンとして失語症の発症から症状、対応について、講義を主体に学んでいただきました。132名の参加で会場は熱気むんむんでした。今年10年目を迎えた養成講座、今年の受講生の皆さんがんばってください。
第8回失語症会話パートナーフォローアップ
2月14日(土)午後、新宿西口にあるあいおい損保ビルにて、第8回失語症会話パートナーフォローアップが行われました。第1期生から第9期生まで46名が、ポイント筆記の実際、ミニ携帯ホワイトボード作り、話しあいを次々とこなしました。お疲
れさまでした。


ポイント筆記のやり方は有志の会話パートナー達が勉強会をかさねまとめたものです。失語症の人にとってポイント筆記は情報入力の補助となります。しかし、筆記する時には失語症の特徴をよく理解して行わなくてはいけません。今回はその研修でした。

ミニ携帯ホワイトボード作り。キットを皆さんでいっしょに組み立てました。「ぶきっちょさん」でも失敗しないように、研究してでき上がったのがこのキットです。これを何十個も準備した仲間がいたこと、忘れないでくださいね。ボードが完成した時のみなさんの笑顔、よかったですよ。是非、常に「携帯」してくださいね。

最後の話しあいの時間。自己紹介から始まり、日ごろ感じていること、困っていることなどを話しました。会話パートナーとしてもう何年も活動している方とつい昨年11月に研修を終えた方が一緒に話せたことで考え方が少し広がったのではないでしょうか。質問・疑問が出ただけで十分話しあいの時間がなく終わってしまったことは残念ですが、是非次回につないで行きたいと思います。次のフォローアップに期待してください。(フォローアップ担当野副)
今年も好評 第3回 失語症の方のご家族のためのサポートセミナー
日時 2009年1月25日(日)13:00〜16:00
場所 新宿区障害者福祉センター 2階会議室
参加者 家族20名 (同行した失語症の方6名)
内容 失語症についての講義と家族同士のグループでの話し合い
ご家族と失語症の方の毎日の生活は多様で、事情はそれぞれ異なってもご家族同士は同じ思いを共感しあい、さまざまな情報を得られたようでした。アンケートの結果、もっと頻回に開催してほしいというご希望がありました。一緒にいらした失語症の方々は、別室で会話パートナーと楽しいひとときを過ごされました。
 
左写真はグループごとの語らいの場面。
右写真では、和音の会話支援リソース手帳を紹介。
今年も好評「失語症の理解とケア」二日間コース開催
2008年10月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり、あいおい損保新宿ビルにおい
て、講座「失語症の理解とケア」を開催しました。当日は、看護師、介護士、ご家族のほか、歯科医師、美容福祉士の方など様々な方が受講されました。
この講座は、通常半年間かけて行なわれる会話パートナー養成講座のエッセンスを2日間に凝縮したもので、ハードスケジュールでしたが、皆さん、熱心に、講義、ロールプレイ、失語症の方との会話を体験されました。
終了後には、「現場で役立てたい」、「もっと失語症のことを勉強したい」というご意見をたくさんいただきました。
  
目黒区失語症友の会「椎の木の会」20周年 失語症セミナーで講演
平成20年9月20日に東京都目黒区目黒本町社会教育館にて、「椎の木の会」20周年記念として失語症セミナーが開催され、和音は協力団体として、講師派遣を行いました。参加者は、当事者と家族以外にも福祉介護関係者、一般区民も参加され、行政関係の方もおいでいただきました。
椎の木の会の当事者の方からのアピールに続き、失語症の症状と社会生活上の困難についての啓発と失語症会話パートナーの活動について、動くスライドを使って説明してまいりました。
  
NPO法人「すまいる」さんが失語症講座を開催
平成20年9月6日(土曜日)国分寺労政会館において、NPO法人すまいる主催「知ろう、わかろう、失語症」講座が開催されました。
この講座に、和音から講師とグループワークのリーダーを勤めるチューターを派遣しました。受講者は30名を予定していましたが、申し込まずに当日会場に来てしまった人もあり、当事者ご夫婦の参加もありで最終的には36名の参加がありました。受講生は、介護職、看護師など、職業上失語症をもつ人に会う機会がある方々でした。
今回は1日だけの日程で、和音の講座で実施しているような失語症の講師との練習はできませんでしたが、皆さん熱心に講義に聞き入り、演習に取り組んでいらっしゃいました。
平成20年度失語症基礎講座開催
平成20年6月28日に東京都新宿区の戸山サンライズにて「知ろう、わかろう、失語症−失語症基礎講座」を開催しました。73名の参加者のうち、半数以上が会話パートナー説明会にも残ってくださり、申し込んでいかれました。ここから平成20年度の失語症会話パートナー養成講座もスタートです。
日本言語聴覚学会で和音を紹介(栃木)
2008年6月21-22日に栃木県総合文化センターで行われた第9回日本言語聴覚学会にて、和音の活動を紹介するポスターを展示してきました。学会長である藤田郁代先生もお見えになられ、ポスターに筆を入れてくださったそうです。藤田先生、ご関心を寄せていただき、ありがとうございました。
全国失語症者の集い三重(四日市)でシンポジウムを担当
平成20年(2008年)6月7日(土)に全国失語症者の集い三重(四日市)にて、「失語症会話パートナー養成の現状と今後の課題」というシンポジウムが開かれました。代表の田村が司会進行役を引き受けました。和音からの発表としては基調報告と会話パートナーの活動報告を行いました。

当日の報告の様子はこちらのページで詳細をご覧ください。
日本コミュニケーション障害学会で発表(大阪)
2008 年5 月31 日(土)・6 月1 日(日)に大阪で行われた日本コミュニケーション障害学会にて、「失語症会話パートナーの活動状況:養成講座修了生へのアンケート結果から」というポスター発表を行いました。ポスターの内容はこちらでご覧なれます。

2008日本コミュニケーション障害学会ポスター発表(pdf)

アンケートにご協力いただいた皆さんありがとうございました。
故鈴木雅さんを偲ぶ会が行われました
会話パートナーの草分けで和音理事として活躍された故鈴木雅さんを偲ぶ会が2008年3月29日に桜満開の世田谷区立総合福祉センターで行われました。思い出を語る中涙ホロリの方がたくさんいらっしゃいました。また、この会にあわせて作成した小冊子「失語症会話パートナーになりたい人へ」をお分けいたしますので詳しくはこちらを
  
「失語症セミナー 会話パートナーって何?」開催
2007年12月1日(土)、全国失語症友の会連合会東京支部主催、NPO法人和音共催で「失語症セミナー 会話パートナーって何?」が開催されました(於新宿区立障害者福祉センター)。参加者は総勢69名、そのうち失語症の人は33名でした。内容は第1部は、講義と寸劇によって、会話パートナーの役割と必要性の説明を行い、、第2部では、実際に失語症の人に会話パートナーとの会話を体験していただきました。30分の会話タイムは大いに盛り上がり、失語症の人が”初対面”の会話パートナーの人たちとの「会話」で「楽しかった」との感想が多く聞かれました。また参加された会話パートナーの方々(23名)からも勉強になったとの声が多く聞かれました。

<左は講義、中は寸劇場面(会話パートナーと病院で)、右は会話タイム>
  
失語症会話パートナー養成講座第4回目講習が開催、平成19年度修了
6月16日にスタートした「失語症会話パートナー養成入門講座」が11月17日無事終了しました。その間、4回の「講習」、2回の「演習」は戸山サンライズで行われました。「見学実習」1回と「研修」2回は会話パートナーが実際に活動している『失語症友の会』や福祉センターなどで行われました。今年度の「演習」では、約10人の失語症の方々に会場まで来ていただいて、小グループで実際に会話の練習をしました。およそ5ヶ月間にわたる講座でしたが、26名が修了し、失語症についての知識を深め、コミュニケーションの技術などを実際に体験しながら学び、「失語症会話パートナー」としての第1歩を踏み出しました。
 第4回講習では、現在「失語症会話パートナー」として活動している先輩の具体的なお話も聞くことができ、これからの活動の参考になりました。今年度の修了生の方々にも今後の活躍が期待されます。

<左は先輩会話パートナーからのお話の様子/中と右は修了証の表裏>
  
失語症の方の家族のためのサポートセミナー開催

11月4日日曜日、和音としては2回目となる失語症の方の家族のためのサポートセミナーが開催されました。18名のご家族が参加され、熱心な話し合いがなされました。始めは、少し緊張もあり口が堅かった皆さんも、次第に話し出したらとまらない勢いとなり、まだまだ話し足りない雰囲気で閉会となってしまいました。
続柄の違いや年齢、言葉の様子などにより、ご家族のお気持ちもさまざまでしたが、少しでも良くなってほしいという熱い思いを感じました。特に、発症後数ヶ月という方は、入所や入院先からご自宅に戻られるに当たって、迎える家族として抱える不安などから、多くの情報を得て帰りたいというお気持ちが伝わってきました。
 

所沢で和音をアピール
第52回日本音声言語医学会(2007年10月26日-27日、国立身体障害者リハビリテーションセンターにて開催)−障害を持つ方を中心にしたケアの連続性を求めて−のテーマ展示に出展させていただきました。
二日間完結講座「失語症の理解とケア」開催
2007年10月6・7日の二日間にわたり、あいおい損保ビル新宿ビルにおいて、講座「失語症の理解とケア」を和音主催で実施しました(後援はアイエムエフ株式会社、助成を公益信託オラクル有志の会ボランティア基金)。
25名の参加者の内訳では福祉医療介護職の方々が多く参加されていて、日頃、失語症の人との会話で歯がゆい思いをされていたからか、講義・ロールプレイとも熱心に取り組まれていました。また、二日目午後からは失語症当事者9名が参加してくださり、グループごとに分かれた受講生の会話のお相手をしてくださいました。講義、ロールプレイで学んだ技術を実際に失語症の人との会話の中で試すことができたので受講生には大変好評のようでした。会が終わっても熱心に話されている様子や満足げに帰られた受講生の皆さんのお顔が印象に残ります。

<会話技術の練習中/地図を利用して会話をすすめる演習場面>
  

(会話パートナー養成講座修了生対象)
2006年11月26日(日) あいおい損保新宿ビル3F会議室で第6回フォローアップ研修を行 いましたのでご報告いたします。
今年は養成講座の実習も隣りの部屋で平行して行い、60名近くの受講生が集合しました。「混乱」が予想されましたが、なんとか予定通りプログラムをこなすことができました。
プログラム@は恒例の「失語症の人と話そう」で、10名の失語症の方のご協力を得ました。今年は「失語症の人の困っていることを引き出す」といういつもより一歩踏み 込んだ会話をしていただきました。小グループに分かれて、チューターとほかの研修生に見つめられながらの会話で、冷や汗をかきかき会話をなさった研修生もいたようでした。日ごろは自分の会話態度を振り返ることがなかなか難しいので、ボランティア経験の長い方もまだ浅い方も、学ぶことが多かったと思います。
プログラムAは会話パートナーの交流ということで、ロンドン「コネクト」の訪問や北九州
「あんど」の報告を聞きました。また今年は、板橋区、世田谷区、武蔵野市、多摩市、横浜市などほかの地区で養成されたパートナーさんも参加され、会話パートナーの輪が少しづつですが、着実に広がっていることを実感しました。また全国に散らばる会話パートナーさんたちの情報・交流ネットワークを作ろということになりました。(メーリングリスト作成中)
プログラムBは現在養成講座を受けている実習生との交流会でした。現役の会話パートナーさん達に、どんな場所でどんな風に活動しているかをグループに分れて話していただきました。この研修会が実習生にとって将来の会話パートナー活動に意欲的に取り組むきっかけになってほしいと思います。
(フォローアップ研修担当 野副 )


「失語症の方のご家族のためのサポートセミナー」終了しました!
11月5日(日) 「和音」の始めての試み「家族サポートセミナー」を行ないました。18名の失語症のご家族が参加されました。
当事者の方は、1名の方がご家族と一緒に来られましたので、ご家族がセミナーを聞いている間、会話パートナー二人がお相手してくださり、楽しく話して帰られました。
家族は、発症から1年以内の方やせいぜい2年目くらいの方が多く、数名の先輩家族からの助言がなかなかいい感じでした。コミュニケーション方法を知りたいという希望も多く聞かれました。来年に生かしていきたいと考えております。
短期講座「失語症の理解とケア」が盛況の内に終了しました!
9月16日(土)17日(日)の2日間にわたり、あいおい損保新宿ビル3F会議室に於いて、会話パートナーのコミュニケーション技術を学ぶ講座「失語症の理解とケア」を行ないました。34名の参加者の皆さんには講習、ロールプレイ実習や失語症の方との会話を体験していただきました。ご参加頂きまして有難うございました。
ロンドンConnectの学会で「WAON」の活動を紹介&コネクト訪問
Connect conference 2006に和音の精鋭が発表。今回のテーマは「脳卒中と失語症の長期ケアに関する創意工夫」。以下のポスターをもとに日本における和音の活動を紹介して参りました。翌日はConnect Centreにお邪魔して、あちらの会話パートナーの活動についてお話をうかがいました。(2006.6.)



当日の発表の様子


金沢で和音をアピール!
日本言語聴覚学会(H18.5.20-21.金沢)にて「もてなしドーム地下 ふれあい広場」で「和音」の公開展示ポスターを掲載させていただきました。以下は当日のプレゼンテーションの様子です。(2006.5.)