岩洞窟・迦陵頻伽

 
迦陵頻伽(かりょうびんが)とは、極楽浄土に住むとされる鳥で、上半身が菩薩、下半身が鳥という姿を為しています。
古くインドでは音楽の神とされ、その好声は何度聞いても飽きる事はないといわれます。

ここ福岡県豊前市(ぶぜんし)の岩洞窟の天井には、平安時代末に描かれた岩絵が現存します。
これは、全国的に類例がなく、大変貴重なものです。

以前は1対であったと考えられていますが、片方は岩盤の崩落により失われ、現在は1体しか目にする事はできません。

洞窟の天井にあるため、見上げて撮らなければなりません。
首が・・・
 
 

アップ。
洞窟といっても、奥行き7メートルなり。
 

おわかりになりますでしょうか。
こういうカタチになっています。



 

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