・ゲームの広場(旧バージョン)    home
最終更新日:2000年8月12日

 このページでは、マイナーだけど面白い、ゲームの紹介をしていきたいと思います。コンピューターゲームや、テレビゲーム、トレーディングカードゲームなどは、多くのHPで、紹介されているので、ここで紹介するのは、トランプとか、ボードゲームとかになるでしょう。
ゲームの雰囲気が分かるように、できるだけ、リプレイ形式で紹介していきたいと思います。

                     
とりあえずリプレイだけ見たい人

第1回 やりあきたトランプゲームも
     こうすれば面白い(その1・ポーカー)
さすがに、今更ポーカーの説明をするのではありません。ここで紹介するのは、比較的大人数が集まった時に楽しめるポーカーのやり方です。
                     
ポーカーの役の強さはこちら
・準備するもの
   トランプ(ジョーカーを1枚入れた53枚、できれば2組用意する。)
       <一組をかき集めている時にもう一組を配れば、ゲームの進行が早くなる>
  人生ゲームや、億万長者ゲームなどに入っているお札  (
これが重要、大金を賭けているようで盛り上がる。1人当たり100〜200万ドルあるとよい)

・人数 2人以上10人ぐらいまで。8人を越えたらカード2組でプレイしてもよいかも。

・ゲームの準備
 まず、全員にお札を配ります。人生ゲームのお札なら、1人当たり100〜200万ドルがいいでしょう。
  お札の配分の例(1人150万ドル)
    10万ドル札  −10枚
     5万ドル札  − 8枚
     1万ドル札  −10枚

次に、ディーラー(カードを配る人)を決めます。

・ゲームの進め方
 まず、各プレイヤーは、アンティ(参加料)を支払います。支払わないで一回休みにすることも(ルール上は)できます。アンティの額は、前に出た配分の例では1万ドルがいいでしょう。
 アンティを払い終わったら、カードを5枚づつ配ります。配り終わったら、ディーラーの左どなり(エルデスト・ハンドともいう)から、掛け金をかけていきます。
 掛け金のかけ方には3通りあります。
 コール −前に賭けた人と同じ額を賭ける。
 レイズ −前に賭けた人より多くの額を賭ける。
 ドロップ−これ以上お金を賭けないで、ゲームからおりる。
       このゲームには負けとなり、今まで賭けた掛け金は
       戻ってこない。
このように賭けていって、誰かがレイズして、その人まで1周りするまで続けます。

例を示しましょう。(SADA君TOMOさんHIRO君YUMIちゃんの4人でプレイ)

SADA君「それじゃ、1万ドル賭けるよ。」
TOMOさん「同じく、コールして1万ドルにするわね。」
HIRO君「俺は手がよさそうだ、レイズして5万ドル。」
YUMIちゃん「私、だめみたい。今回は降りる(ドロップ)わ」
SADA君「5万ドルか、ちょっときついな、でもコール
      (さっき1万ドル出したので、あと4万ドル追加)

TOMOさん「私は5万ドルはきついわ、ここで降ります」
     (TOMOさんはここで資格放棄、最初に賭けた1万
      ドルは戻ってこない)

HIRO君「これで1週したから、終わりだね、じゃ、カードの交
      換をしようか。」

これで、交換前のベットは終了。この例ではSADA君とHIRO君
の2人だけが残った。

次に、カードの交換をします。ディーラーの左となりから順番に、
いらないカードを何枚でも交換できます。交換しなくてもいいで
す。
それでは、さっきの続きを見てみましょう。
SADA君「それじゃ、3枚交換だ。」(手札を3枚捨てて3枚引
く)
HIRO君「俺はこれで十分、交換はしない。」

交換が終わったら、交換前と同じようにベット(賭ける)します。

その後、手札を1枚出して、また、ベットします、こうして、1人以
外が全員ドロップ(降りる)するか、5枚ともカードが出るまで続け
ます。
1人だけ残った場合は手役に関係なくその人が勝ちです。2人
以上が最後まで残った場合は(当たり前ですが)手役の高い方
が勝ちです。

それでは、さっきのリプレイで続きを見てみましょう。

SADA君「よし、何とかいけるぞ、5万ドルだ。」
HIRO君「5万ドル?こしゃくな、レイズといきたいが、ここは
      コールしておいてやるか。」(5万ドル出す)

この時点で、掛け金の合計は、アンティ4人分で4万ドル、交換
前が11万ドル(SADA君5万、HIRO君5万、TOMOさん1万)、
交換後に10万ドルの計25万ドルにまでなっている。

SADA君「それでは1枚出すよ、せーの」

SADA君のカード
HIRO君のカード

SADA君「それじゃ、1万ドル」
HIRO君「どうしたんだい、急に弱気になって、俺は5万行く
      ぞ。」
SADA君「5万か、・・しょうがない、いってみるか、コール。」
    SADA君、あと4万ドル出す。
HIRO君「それじゃ、2枚目行くよ、せーの」

SADA君のカード
HIRO君のカード

SADA君「ま、まさか、ロイヤルストレートフラッシュ!なわけ
      ないか。とりあえず1万ドル。」

HIRO君「(ここで5万いきたいんだけど、降りられたらもうけ
      が少ないからな)5万、と行きたいけど、今回は1
      万で許してやるか。」

※この時点で掛け金総額は37万ドルになっている。
SADA君「3枚目、せーの」

SADA君のカード
HIRO君のカード

SADA君「(何でHIRO君はスペード10,Jと出して次にKを
      出したんだろう、ひょっとしたらはったりで、本当は
      ブタ(役なし)かも知れないな。よーし、ちょっとカマ
      かけてみよう)それじゃ、10万!」

HIRO君「(一瞬びくっとして)10万?!まさか、俺がハッタリ
      かましてると思ってるんじゃないだろうな。よーし、
      受けて立とうじゃないか、コール。」

HIRO君「それじゃ4枚目、驚くなよ。せーの」

SADA君のカード
HIRO君のカード

※この時点での掛け金は57万ドル
SADA君「(げ!、クイーン持ってやがった。まさか、でも、最
      後の1枚がスペードのAでなくてもスペードならフラ
      ッシュだし、こっちは3と6のツーペアだから(最後
      はハートの6)フラッシュでも負けだし、どうしよう。)
      とりあえず2万。」

HIRO君「2万?中途半端だな、それなら俺は容赦しない
      ぜ、10万!」

SADA君「10万か、くると思った。でも、なんかわざとらしい
      んだよな、もう20万以上賭けてるから、ここで8万
      を惜しんでみすみす負けるのもなあ、しょうがな
      い、いってみるか。コール(あと8万出す)。」

SADA君「それじゃ、最後の1枚、せーの」
HIRO君「やられたー」

SADA君のカード (3と8のツーペア)
HIRO君のカード (Qのワンペア)

TOMOさん「HIRO君、ハッタリなの?なんだ、私5と9のツ
     ーペアだから勝ってたじゃない。降りて損したわ。」

YUMIちゃん「私はどっちにしてもだめ。ブタ(役なし)だった
     し。」
SADA君「でも、YUMIちゃんのカードは

      なんだから、うまくストレート(5枚とも続き数字の
      役)風に見せれば勝てたかも知れないよ

YUMIちゃん「私はHIRO君みたいな勇気はないわ。でも、
      HIRO君、何でカード換えなかったの。1枚換えれ
      ば本当にロイヤルストレートフラッシュができたかも
      知れないのに。」

HIRO君「換えたんじゃ、ハッタリの効果が弱いだろう。カード
      を換えないことで、強烈なインパクトがあるじゃない
      か。」

TOMOさん「そうね、現に私は、HIRO君にはかなわないと
      思ったんだから。
SADA君「TOMOさんは関係ないよ。だって、カード換える
      前に降りてるんだから。」

TOMOさん「いいじゃない、雰囲気よ、何か、すごそうっての
      それ、換えないて思ってるからじゃないのかな。」
・・・・・・・
 と、こんな具合にゲームは進んでいくわけです。

home  ページ頭

このページでは、こんな風にリプレイ形式でゲームを紹介していきます。今回はよく知られているポーカーでしたが、次回以降は、もう少し知られていないゲームや、オリジナルのゲームの紹介もしていきたいと思っていますので、乞うご期待!

メールはこちらまで   → tamatsuo@mx6.tiki.ne.jp