5.注腸


 肛門から数センチ管を入れて、そこからバリウムを入れます。その後大腸がある程度ふくらむまで空気を入れていきます。その時、徐々におなかが張ってきて、便意(ガス)をもよおすような感じがしてきますが、この検査では検査終了までガマンして頂きます。
検査時間はおよそ10〜15分程度です。
 バリウム・空気を入れ終わったら体を動かして大腸にバリウムをぬりつけながら、バリウムを奥へ奥へとすすめていきます。そして空気でふくらんでいる部分を写真に撮っていきます。
<体を動かすことでバリウムと空気は先へ進んでいきますので、便意は少しやわらぎます>
 回盲部は病変の多い部分で、この部分はバリウムをためて圧迫して写真をとります。その他の部分も必要ならば圧迫などして写真を撮っていきます。
 この検査でポリープなど病変がある場合は、後日大腸カメラで検査・治療を行うことがあります。


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