ひつじさんのあみもの

さく:なべ


 別府大学のパネルシアターサークル「パネっこ」の学生がやっていた『ひつじさんのあみもの』(作詞・作曲/阿部直美)の歌遊びを見たときから、これはパネルシアターにしたいと思っていた。歌詞も面白いし、なんたって学生たちの振り付けが楽しい。

 今年(2006年)のお正月、なにもすることがないので、構成を考えイラストを描いた。そして今日(5日)やっと完成。やっと・・・ではないな。あっという間に完成。普段は、イラストを描くだけでもかなりの期間を要する。
 編んだ物(腹巻やパンツなど)が、編み上がる様子を表現したいと、切込みやポケットなどちょっとした工夫をした。登場する動物も、かわいらしく仕上がった。
 ぼくの作品は凝ったつくりになっているものが多いが、今回は出来るだけシンプルに仕上げた。
 思ったよりいい仕上がりに、ついついうちの奥様に見せびらかす。奥様も、「いい出来じゃない」と褒めてくれる。奥様のお褒めのことばが、ぼくの自信につながる。
 実際にパネルの上で絵人形を動かしてみる。全く難がないわけではないが、とりあえず完成。
 DANパネ団の大きなパネル用に、大きな作品を更に一つ作った。
 パネルシアターと歌遊びを同時に楽しんでもらいたい作品である。