「大分県パネルシアター研究会」発足

2008年10月3日

 大変遅い報告になってしまいましたが、この度『大分県パネルシアター研究会』なるものを発足することになりました。
 他県同様、大分県でもパネルシアターは大人気で、保育や読み聞かせ以外に、教育現場での活用頻度が増しています。
 以前から、教育現場での活用についての指導や作品提供の依頼が結構ありました。しかし、教育教材としてパネルシアターの普及を図るための活動は、意図的に避けてきたところがありました。
 理由は、教育に携わる人は基本的にまじめで、パネルシアターを教材として活用すると楽しさよりも教えるということに力点を置いてしまい、子ども達がパネルシアターを楽しめなくなるのでは・・・という心配があったからです。パネルシアターはとにかく楽しくなくては・・・という思いは今でもあります。
 しかし、私自身もパネルシアターをかなり実際の授業で活用していますし、大分県の特別支援学校ではパネルシアターを活用していないところはありません。小学校や中学校でも活用されるようになってきました。
 パネルシアターがこれほど教育現場で活用されるようになったのであれば、なぜパネルシアターか?というところを(まじめに?)追求し、パネルシアターが有効かつ楽しく活用されることを祈って、この会を発足させることにしました。
 参加メンバーについては、教育者に限定するものではありませんが、集まった顔ぶれから、とりあえず特別支援教育に関わる活用法について研究していくことになりました。