韓国初のパネルシアターの本を出版
2005年4月19日
Yoo先生は、大学の講義で9月からこの本を使い、幼児教育科の学生に指導しながら、パネルシアターを普及させたいと考えているようです。
日本と韓国とでは、教育観が違うし、もちろんパネルシアターの捉え方も違います。韓国でのパネルシアターは、今始まったばかりです。だから今が一番大事なとき。だからパネルシアターに対する思いや使い方など、Yoo先生と意見が衝突したこともありました。
「パネルシアター」という名称のことでも、「これでは韓国では理解してもらえない」という意見もありました。でも、ぼくとしては、やっぱりパネルシアターはパネルシアター。これだけは、意見を通し、本の題名は『動作教育のためのパネルシアター』ということになりました。
日本と韓国と離れて作業をしていることもあって、意思疎通が難しいこともたびたびでした。それでも、インターネットやメールの普及で、原稿や写真を送るのが大変容易でした。
考えてみると、インターナショナルな大層なことをしているのに、外国の人たちと仕事をしているという気負いもなくやっていられるのは、ネットのおかげだと思います。「ごめんな・サイです」の仕事は、東京と大分という距離がありましたが、日本と韓国というそれと変わりがありません。
ぼくにとって、本を書くのも初めて。ましてや外国に向けての本です。パネルシアターの捉え方の違いからくるジレンマ(Yoo先生も同じ気持ちでしょう)。韓国語を話せないので、意思が伝わりにくいストレス。急な話で、大した準備もなく取り掛かったので、思うような文章やオリジナルの作品が出来なかったという後悔。
・・・とにかく、ぼくが書いたところは満足できる仕上がりではなかったけど、パネルシアターの創始者:古宇田亮順先生にも何度もアドバイスをいただきながら、ようやく今日実物を手にすることが出来ました。
Yoo先生や韓国の出版社の方々のおかげで、大変かわいい素敵な本に仕上がっていました。ぼくの書いた内容はともかく、見た目は最高です。驚くほどいい本になりました。
願わくばたくさんの韓国の人たちに手に取ってもらい、日本のように子どもから大人まで、パネルシアターを楽しんでもらえるようになったらいいなあ。
古宇田先生にもこの本を見てもらい、「韓国はもちろん、日本以外の国でパネルシアターの本が出版されたのは、初めてのことだよ。」と大変喜んでいただき、喜びが倍増したところです。
最後に、パネルシアターの制作のイラストを書いてくれた「ハッピーメロディ」のぴんくさん。ありがとうございました。ぴんくさんのイラストのある章だけは満足していますよ〜。
そして、翻訳をしてくれたパク・ソンヨン。ソンヨンなくしては、完成はありませんでした。チンシムロー、カムサハムニダ。
『動作教育のためのパネルシアター』
昨年の夏に、東釜山大学のYoo先生に依頼を受けて書いていた本(Yoo先生と共著)が、とうとう韓国で出版され、今日ぼくの手元に届きました。Yoo先生は、大学の講義で9月からこの本を使い、幼児教育科の学生に指導しながら、パネルシアターを普及させたいと考えているようです。
日本と韓国とでは、教育観が違うし、もちろんパネルシアターの捉え方も違います。韓国でのパネルシアターは、今始まったばかりです。だから今が一番大事なとき。だからパネルシアターに対する思いや使い方など、Yoo先生と意見が衝突したこともありました。
「パネルシアター」という名称のことでも、「これでは韓国では理解してもらえない」という意見もありました。でも、ぼくとしては、やっぱりパネルシアターはパネルシアター。これだけは、意見を通し、本の題名は『動作教育のためのパネルシアター』ということになりました。
日本と韓国と離れて作業をしていることもあって、意思疎通が難しいこともたびたびでした。それでも、インターネットやメールの普及で、原稿や写真を送るのが大変容易でした。
考えてみると、インターナショナルな大層なことをしているのに、外国の人たちと仕事をしているという気負いもなくやっていられるのは、ネットのおかげだと思います。「ごめんな・サイです」の仕事は、東京と大分という距離がありましたが、日本と韓国というそれと変わりがありません。
ぼくにとって、本を書くのも初めて。ましてや外国に向けての本です。パネルシアターの捉え方の違いからくるジレンマ(Yoo先生も同じ気持ちでしょう)。韓国語を話せないので、意思が伝わりにくいストレス。急な話で、大した準備もなく取り掛かったので、思うような文章やオリジナルの作品が出来なかったという後悔。
・・・とにかく、ぼくが書いたところは満足できる仕上がりではなかったけど、パネルシアターの創始者:古宇田亮順先生にも何度もアドバイスをいただきながら、ようやく今日実物を手にすることが出来ました。
Yoo先生や韓国の出版社の方々のおかげで、大変かわいい素敵な本に仕上がっていました。ぼくの書いた内容はともかく、見た目は最高です。驚くほどいい本になりました。
願わくばたくさんの韓国の人たちに手に取ってもらい、日本のように子どもから大人まで、パネルシアターを楽しんでもらえるようになったらいいなあ。
古宇田先生にもこの本を見てもらい、「韓国はもちろん、日本以外の国でパネルシアターの本が出版されたのは、初めてのことだよ。」と大変喜んでいただき、喜びが倍増したところです。
最後に、パネルシアターの制作のイラストを書いてくれた「ハッピーメロディ」のぴんくさん。ありがとうございました。ぴんくさんのイラストのある章だけは満足していますよ〜。
そして、翻訳をしてくれたパク・ソンヨン。ソンヨンなくしては、完成はありませんでした。チンシムロー、カムサハムニダ。