洗浄効果の具体例このページは写真が多いのでちょっと重いです。

この写真は、ガソリンエンジン用のインジェクションです。ガソリンに圧力をかけ霧状にして噴射するためのものです。写真の場合、１と２に洗浄液を通し３と４では普通のガソリンを通しています。数字の下の中心部の汚れが１と２では落ちて黄色の金属色が見えますが、３と４ではカーボン等が残っているためにすすけて見えます。

この写真は、インテークマニホールドです。インジェクションで噴出されたガソリンと空気の混じった混合気がここを通り下の写真のシリンダヘッドへ流れていきます。１と２では内部の汚れが落ちていますが３と４ではカーボン等が残っています。

この写真はシリンダヘッドです。通常は下の写真のシリンダブロックにつながっています。余談ですがオーバーヒートをするとヘッドガスケットを交換しますが、この写真のようにシリンダヘッドを取り外さないと交換できません。さて、円の中の４つの小さな円形のものが、吸気と排気のバルブです。ＤＯＨＣ２４バルブタイプのエンジンです。これも１と２は汚れが落ちていますが３と４は汚れが落ちていません。３がややきれいに見えるのは、フラッシュのためです。

この写真はシリンダブロックです。円筒形のシリンダの下のほうに少しだけ見えているのがピストンです。シリンダの内壁やピストンの上部も１と２はきれいですが、３と４はカーボン等ですすけています。この状態がエコクリーン整備を行った直後のものです。（分解するする時間はかかっていますが）３と４の黒い部分は硬く先のとがったドライバーなどで削ってもなかなか取れませんが、１と２の黒ずんでいる部分は、溶剤が染み込んでいるために柔らかくなっていますので作業後３０分ほど走れば燃焼します。

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