2000年8月25日 たかおか議会だより
健全な財政運営へ向け、企業会計手法やPFI導入を
町長 企業的感覚、民間活力を生かす財政運営を検討
質問 バランスシートの作成により、わかりやすい情報提供を行い、予算編成や事業の評価など行政経営全般に生かすべきではないか。
町長 地方分権、ニーズの多様化により一層の効率的、効果的行財政運営が求められており、配慮していく。
※PFIとは?
公共施設の建設、維持管理、運営を民間の資金、経営能力・技術を活用し公共サービスを提供する手法。
※環境保全・文化振興はまちづくりのキーワード
質問 本町の自然を守るために、財源を確保し、環境問題に厳しい姿勢を示すとともに、情報開示が必要ではないか。
町長 環境保全を重視していく。環境税の新設については、町民の環境に対する理解者深めながら研究していきたい。
質問 有形無形の文化財の保存活動、伝承活動は十分か。
町長 二見家の文化財の取り扱いについては、引き続さ交渉していく。郷土芸能の伝承活動についても、十分配慮していきたい。
教育長 文化水準を高める施策として、生涯学習講座や公民館を中心とした7地区のオンリーワン事業の推進と青少年活動の設定を依頼している。また、文化協会への加入促進と指導者の育成を取り組みたい。
※共生の時代へ向けて
質問 猿害が年々広がっており、対策として実のなる木の植樹や生息域の確保を国や県とともに取り組む考えはないか。
町長 現在、中部地区有害鳥獣駆除対策協議会で検討している。時間はかかっても、山に実のなる木を植える必要がある。
質問 行政は地元事業者や生産者の経営安定へ向け、共生の心で取り組むべさではないか。
町長 地元業者育成の立場に立って、細かな「配慮をしていきたい。
議員 自治体運営のモラルハザード(倫理の欠如)の改革のために、民主主義の理念に基づき、みんなで努力することが、行政・住民そして我々議会に求められている。