このニュースで画期的なことは、その肥育牛の母牛のみならず、
種雄牛(父牛)までもが
古竹牧場で飼養されている牛だと言うことです。
古竹牧場では現在2頭の種雄牛が飼養されており、
今回栄誉に輝いたのは「安秀福」という名号の雄牛です。
血統は紋次郎-安美金-岡野2。
平成5年8月2日生まれ。
並み居る九州の名だたる種雄牛をおさえての結果です。
もう1頭の「安久」号
(H5.6.27生: 紋次郎-糸波-安美金)は
優秀な肉質の子牛を生産する実績を示していましたが、
「安秀福」号はまだ生産された子牛も少なく、
未知数の種雄牛でした。
「安秀福」号の今後が期待されます。
一つ残念なことは、これらの種雄牛が古竹牧場以外ではほとんど利用されていないと言うことです。
肉質の低迷する中、高価格なブランド子牛の購買が続きますが、
子牛生産農家も飼養する母牛の1頭くらいには使ってみて、
肥育農家も一群だけでも試されてみてはいかがでしょうか。
結果のでない佐賀県産種雄牛の中で、結果に一番近い牛であることに間違いはありませんよ。
「安久」(右上も)
安久 平成5年6月27日生 | 安秀福 平成5年8月2日生 | |||||
紋次郎 | 安美土井 | 田安土井 | 紋次郎 | 安美土井 | 田安土井 | |
はるみ | 田森土井 | はるみ | 田森土井 | |||
しま | 糸波 | 第7糸桜 | ゆう | 安美金 | 安美土井 | |
ゆう | 安美金 | さつき | 岡野2 |