第2章 「怪人超全集の巻 其の壱」    

おのれ退却だ!

ここでは正義の前に敢然と立ちはだかる悪の戦士たちを紹介しよう。

◎ ザダム(キカイダー01)
 悪魔の子。シャドウ最高幹部。超能力を使う双頭のロボット(わけわからん)。月で生まれたんで、太陽光下では5分しかもたない(何?)のが弱点。超能力は中半、01に組み込まれたれ念力遮断回路(それを研究していた人がいたのが信じられん)で封じられた。あと弱点をつかれて負けるのかなと思ったら最終回、普通にやられた。拍子抜け。

◎ ペガッサ星人(ウルトラセブン)
 この人は別に全然凄くないんですけど、ただアンヌを後ろから襲うようなスチールがあまりにも有名で有名で。なんかいいですよね。それだけです。

◎ 魔人サソリ(魔人ハンター ミツルギ)
 サソリ魔人ともいう。はるかサソリ座より江戸時代の日本征服(!)にやってきた宇宙人。見た目は動く即身仏と考えてくれればいい。その大げさなしぐさは舞台俳優も真っ青。しかもほぼ1人芝居。「ミィーツルギめええええ!」

◎ メッツラー(超電子 バイオマン)
 新帝国ギアのジューノイド5獣士の一人。ビッグスリーのファラと相性がいいみたい。ジェネラル・シャドウやメザロードと同系のスマートなデザインラインをしてる。メタルメガスの攻撃にも生き残り、強化改造された。目がツラだからメッツラーだって。なんか雰囲気がデビルマジシャンに似てるよね。

◎ 悪魔元帥(仮面ライダースーパー1
 ジンドグマ首領。全ライダーシリーズ屈指の弱い首領。まあショッカーとかデストロンとかの首領は結局なんだったか良くわからなかったし、果たして勝ったのかと言われると?だったりするがこいつはいつも視聴者の前で偉そうにしてて尚且つ「私自らが出る」状態で出撃すると、パーフェクトKO。ゼロ大帝もこれに近い。

◎ ギル太子(鉄人 タイガーセブン)
 ムー大帝の命によりムー原人の指揮を担当する。いやあの当時、故高山良策氏の作ったツタンカーメンのマスクみたいな仮面が怖くて怖くて(どこ見てるか判らない眼が怖い)。ホントだって。

◎ 銀河剣士 ビリオン(地球戦隊 ファイブマン)
 銀河帝国軍ゾーンのバルガイヤーに乗艦してる剣士幹部。剣の腕は凄いらしいがファイブマンは続々と新装備をくりだしてくるので全く対処できない。そもそも銀河魔神剣サーベルギンと一体化してサーベルビリオンになっても負けるんだから、そりゃあ普通に戦っちゃ負けるでしょう。そのときレッドはファイブテクター着けてるし。

◎ ヤプール(ウルトラマン A)
 異次元超人。地球征服が目的。普段歩きまわってる時の表現が異次元っぽくていい。巨大ヤプールになってからのAとの光線撃ち合いのところはA屈指の名シーンだと思うゾ。よくいろんな怪人に姿を変える。「おまえはおーれを信じなさいホレ信じなさいホレ信じなさい」

◎ イツツバンバラ(イナズマン)
 新人類帝国ファントム軍団のミュータンロボ。まあ火を吹くのは「火柱攻め」いいとして、カオが縦に五つ並ぶこのデザインセンスには素直に脱帽。こんなのが実際出てきたらなんだかワケはわからんがとにかく驚くだろう。カオはコブバンバラのほうが怖いが。

◎ 悪之宮博士(電人 ザボーガー)
 犯罪集団Σ首領。。最後は恐竜軍団の悪魔ハットの手にかかった。メカアニマルなんか作れるのなら先に足を直すべきだったと思う。秘書2号のレディボーグも存在感のないままあっさりとやられた。ホントあっさり。

◎ ダダ(ウルトラマン)
 三面怪獣。三面怪人ともいう。3種類の顔を持ち人間を標本に狙うダダ星よりの宇宙生物。とにかく弱い。等身大でもムラマツキャップにその野望は阻止されている。ウルトラマンがエネルギーをまともに消耗しなかったことでも有名。その戦闘能力は尽くウルトラマンに及ばない。「だめだウルトラマンは強い!」身軽だが鈍いという変な宇宙人。というか走れ。

◎ ヴィレナス星人(ファイヤーマン)
 地球侵略を目的とする宇宙人。ブレスレットをつけ宇宙怪獣ヴィレナスに巨大変身する。地中に潜りファイヤーマンを翻弄するが、なんとファイヤーフラッシュにはホーミング機能がついていたのだ!

次回 第3章 「鋼鉄の要塞出現!!」期待してくれよな!