Aptiva2176-J3LのCPUを強化しよう

 

私(SAY)の手元にある IBM Aptiva 2176J3L

強化にはCPUを換装するのがひとつのテなのは言うまでも無いことだが、とりあえず言う。このモデルは「Intel入ってる」のPentium/133MHzが標準搭載だがソケット7なのでそれ以上のCPUが載らないワケではない。

Aptiva2176J3LのM/BのCPU関連の設定はこれ。

FSB設定

ジャンパ 66MHz 60MHz 55MHz 50MHz
J35 1−2、3−4 3−4 オープン 1−2

倍率設定

ジャンパ 1.5倍 2.0倍 2.5倍 3.0倍
J10 2−3 1−2 1−2 2−3
J11 2−3 2−3 1−2 1−2

普通に考えてFSB66.6MHz*3倍=200MHzが最高クロックとなるがCPUも3GHzを超えるこの現在、実クロック200MHzではとても頼りない。
んで下駄(アクセラレータ)のお世話になることとなる。

以下はこれまでのCPU換装遍歴

  CPU 実動クロック アクセラレータ等 127番エラー 備考
Intel Pentium/133MHz 133MHz   無し 標準搭載
Intel Pentium/166MHz 166MHz   無し  
Intel Pentium/200MHz 200MHz   有り 200MHzまでの設定が出来るのに127番エラーが出るのは如何なものか。
Intel MMX Pentium200MHz 200MHz メルコ/MTSA-MX 有り  
AMD K6/233MHz 200MHz   有り FSB66MHz*3.0で駆動
AMD K6-2/400MHz 400MHz IO-データ/PK-K6HXU 有り FSB66MHz*6.0で駆動
AMD K6-2/475MHz 466MHz メルコ/HK6-MD466-N3 有り * FSB133MHz*3.5で駆動
AMD K6-2+/500MHz 533MHz メルコ/HK6-MD500-N4 有り * FSB133MHz*4.0で駆動
AMD K6-2+/550MHz 600MHz 玄人志向/HK6-NV4 有り * FSB133MHz*4.5で駆動
AMD K6-V+/550MHz 600MHz 玄人志向/HK6-NV4 有り * FSB133MHz*4.5で駆動

* メルコのN3、及びN4下駄はFSBを擬似的に1.5倍若しくは2.0倍動作さ せることが可能だ。これによりFSB133.3(FSB66.6MHz*2.0)*4.0=533.3MHzなどの400MHzを超えた実クロックを擬似 的に実現出来る(これも変な表現)。もちろん動けばのハナシですけど。

ソケ7なので一応コレが最強パワーアップな訳だが、K6-2+のころからして体感的にアップした気はしない。自己満足の範疇といったところだ。
あとはNV4下駄が実は2.2V設定なので(市販品もそう)、折を見てK6-V+定格の2.0V設定にしたいが結構メンドくさいんだよね。コレ。