1.世紀跨ぎ残酷キャンプ(2000.12.31〜2001.01.01)
大晦日、世間では記念すべき新世紀を、今か今かと暖かい部屋で迎えようとしている頃・・・
オレ達はヒーヒー言いながら両子山(ふたごさん)の登山道を歩いていた。
ここの登山道は傾斜角45度、キャンプ道具を背負っているので、足が重い。
23時頃から登りはじめて1時間。頂上に着いた頃年が明けた・・・・(^_^;)
気温は4度、風が強く吹く。素早くテント設営して暖かいダウンのシュラフにもぐり込んだ。
日の出は早朝7時15分頃なので、それまで二人がテントの中でやることはただひとつ 酒盛りである。
ストーブで酒を澗して新世紀を祝う。チョビチョビ飲んでいたら、熱燗が冷酒に変わっていた。
早朝6時頃、外が騒がしい・・・。
初日の出を拝みに一般の普通の人々??が登ってきた。
オレたちは その一般の普通の人々の騒がしい声に起こされたが
まだ日の出まで時間はたっぷりあるので2度寝した。
7時頃起きて素早くテントを撤収する。
もうすぐ日の出時間だが、空が曇っていて やな雰囲気である。
昨日から苦労して登ってきたのに雲が邪魔をしてNGなんて そんなの絶対イヤだ!!
待つこと35分 予定より20分遅れて雲の隙間から光が射してきた。
オオ―ッ
この野郎もったいぶりやがって
太陽が雲に隠れないうちに家内安全とみなさんの健康を祈った。
2.どぶろく祭り大分県西国東郡大田村白髭田原神社 (10.17)
どぶろく祭りとは・・・
和銅3年(710)に始まった白髭田原神社のどぶろく祭りは、全国でも数カ所しか醸造を
許されてない“どぶろく”をいただけることで全国でも有数の奇祭となっています。
“どぶろくは”一滴も残さないのが慣例で、余った場合は道行く人を境内に呼び上げて
ふるまい、樽を空にしてしまいます。五穀豊穣のほか長寿祈願としての信仰を集めています。
3.スッポン逮捕の巻
早朝、母と叔母が騒いでいるので、水路の方へ行ってみると
スッポンの大捕物中(^_^;)
スッポンは逃げるのがとっても早く、ドン亀と違って歩くのではなく
走るのです。
ドジな母らに捕まったドジなスッポン(^_^;)
(写真は小さく写ってるけど体長40センチはある)
2、3日泥を吐かせて た〜べよっと!!(^O^)
4.☆年跨ぎキャンプ由布岳登山・絶叫狂乱!!頂上で笑う!!
(2003.12.31〜2004.1.1)
2年ぶりの年跨ぎキャンプです。今回は由布岳登山。
前回まで3年間、20キロのキャンプ道具を背負って両子山(ふたごさん)を
登るのが もういっぱいいっぱいなので、ホットコーヒ、レインウェアなど入れたデイパックでラクチン登山に変更しました。(^_^;)
大晦日、せっちゃんを誘い、19時22分 街をそぉ〜っと出る。
途中トイレ休憩や買い物しながら21時頃、由布岳登山入り口駐車場に着いた。
もう先客が何人か来ていた。
その中でテントを張ってるクレイジーな変態野郎がいた(笑)。オレたちも素早くテント設営した。
今年は暖冬なので由布岳は雪が積もってない。せっかくアイゼンを新調したのに・・・
ぜんぜんおもしろくない。暖冬のバカ野郎ぅぅ。
テント設営風景
ダンロップ/デラックス 重量3.1キロ 3人用
1982年購入、43000円
2人で荷物も入れて十分の広さ。
設営は夜でも1人で5分もかからない。(^O^)
←右がせっちゃん、左がオレ。
赤いダウンジャケットに男の哀愁が漂う(^^)
テントとオレ
初めてテントを買った時、もう うれしくてうれしくて、部屋の中にテントを張りその中で寝た(^O^)
それから24年間、四万十川キャンプ、山口県の錦川カヌー川下り、沖縄ケラマ諸島座間味島単独キャンプ、
九十九島のツーリングカヌー、国東半島のキャンプとクレイジ−な遊びは続く・・・・。
このダンロップ/デラックスは他のテントよりオレと相性がいい、オレの良き相棒である。
せっちゃん
同級生。最近になってアウトドアライフに目覚めた男。
オレよりも勝るとも劣らないクレイジー(笑)
日頃ボ〜っとしているオレは遊びになると目がランランと輝き、少年に戻る。
生来 大自然が大好きなオレは子供の頃から毎日々 野や山を飛び回って大自然のなかで怪我をしながら遊びを学んだ。
そして、そのまま大人になった。オレは自然がないと生きていけない男かもしれない。
せっちゃんとテントの中で酒を澗して飲んでると、続々と登山者の車が入ってきた。
ここの駐車場は由布岳登山入り口と道路を挟んである。時々、若い兄ちゃんの車がブォォォーーーーと低く大きな排気音を響かせオレたちがいる横を走り抜ける。
「曙とボブサップどっちが勝ったかなぁ。紅白もついでにどっちが勝ったかなぁ」と雑談しながら酒のピッチはどんどんあがってゆく。
テントの中は暖房してない ましてや電気カーペットなんか敷いてないからグースダウンのシュラフの中に下半身だけ入ってさらに酒を飲む。
せっちゃんがボソっと「毎日寝てる布団はこんないいモンじゃねぇのにな」と言った。
5年前両子山(ふたごさん)で年跨ぎキャンプしたとき、せっちゃんはホームセンターで買った
メーカー不明の安いシュラフを2枚持って来ていて、一晩中安いシュラフの中で寒さに震えてた。
オレはその時はもうダウンのシュラフ持っていたので熟睡できた。
厳寒の北海道なら数十万のシュラフじゃないと命に関わるが南国九州なら
4万円のシュラフで快適な睡眠が約束される。せっちゃんは翌年4万弱のシュラフを買った。
テントの中の宴会風景
酒がこぼれてもいいようにシェラカップの上にガラスの猪口を置いてる。
質素でしょ(^^)。
もう完全にほろ酔い気分。あったかいシュラフに入れば睡魔が襲う。
では みなさん酔いお年を・・・
(シュラフの汚れ防止にシュラフカバーは必需品)
話は一気に1月1日AM3:30頃に飛ぶ!!(^_^;)
AM3:30起床、バタバタとテントを撤収し登山の準備する。
なぜバタバタするかというと、周りの登山者達が起き始めてバタバタしてるからである。
AM4:00頃から登り始めた・・・・・
AM6:30頃夜明けまで1時間あるので頂上の広場で待機。
ああっーーー!!初日の出が始まるときにガスがかかるぅ〜。
予定より10分遅れ,AM7:22頃御来光が・・・。
完璧です(^O^)
☆ この状況!!(霧氷、氷点下4℃、鼻水、強風)
もう うれしくてうれしくて仕方ないのだ!!(^O^)
登山中は真っ暗で激写出来なかったので、下山途中由布岳の美味しいとこ激写。
颯爽と下山する人々。