イイ天気でした。
良く夢に出てくる、故郷によく似た風景です。

旧道があり、そのしたに新しくバイパスが通っています。
切り立った崖には、鎖が張られていて、それを伝って通路を渡り、
隣町まで行くことが出来ます。コレが旧道。
かなり危険で、しかし早く隣町まで行くことが可能。
当然、一人ずつしか通られません。

バイパスは、普通の道路。
片道1車線ずつ。ポケットパークもあり、旧道が存在する岩質の山を
切り開いて舗装した道路。
旧道よりは近い物の、大きな湖を眼下に見ることが出来ます。
湖は碧く澄み、キラキラと輝いています。

そして今日が、バイパスの開通セレモニー。
車は、私の家が所有する一台きりしか通らず、みんなは歩いて、隣町
まで行きます。
元がのんびりした町なので(ココは違います・笑)、式典もゆっくりと
進むのです。


遠くで、母と彼氏が手を振っていました。
今まで話すらしたこともない人達なのに、仲良く揃って、200m向こうで
にこやかにしています。
ビックリして立ち竦んでいると、どんどん彼らは遠ざかっていきます。
後ろ向きのまま(笑)。
バイパスから旧道によじ登ったりして遊んでいた私は、「置いて行かれ
るのだ」と咄嗟に震え上がり、崖をすべりおりるようにしてバイパスに着地。
ポケットパークに置いてあった車まで駆け寄ります。

車はまだこの町では珍しく、ポケットパークに、進行方向とは逆に置いて
ありました。
バイパスを通る人達からよく見えるように。
焦った私はコレに飛び乗り、じりじりしていたのでしょう、方向を変えずに
車を発進させました。
後ろ向きのまま、車はスピードを出します。
その時には既に、母達とは1kmほど離れていました。

ところが、走ってもスピードを出しても、彼らに追いつかないのです。
彼らはもう、前を向いて、にこやかに談笑モード。
「置いていったら、イヤだ!」と私は叫び、ぐっとアクセルを踏み込みました。
犬が一匹、子供が一人。
ガツッとバンパーから音がします。はねたのです。
しかし私には、それはどうでもいいことでした。泣いていたようです。
そしてついに、大人をはねました。今までとは比べモノにならない衝撃。
タイヤは、ソレを乗り越えられず、車はストップ。
人を殺したことよりも、彼らに追いつけない絶望。
「一人にしないで!」と絶叫していました。




で、目が覚めるのです。
どうでもイイですが、本当にお子さまな夢ですねぇ(笑)。

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