若返りのスプラウト
スプラウトは、発芽食品、芽だし野菜とも呼ばれ、最近非常に注目されるようになりました。種から発芽した若芽の状態の野菜です。発芽玄米とか、ブロッコリーのスプラウトをスーパーで見かける方が多いのではないかと思います。ブロッコリーのスプラウトには、成長したブロッコリーよりもガン抑制効果のあるスルフォラファン酵素が100倍も含まれているという実験結果が発表されました。思いきりテレビなどのテレビ番組でも紹介され、それが今のブームの火付け役となりました。発芽食品には成熟した野菜に比べてはるかに多くのビタミンやミネラルも含まれています。最近のブームのお陰で、至るところでスプラウトが売られるようになりました。私の近くのスーパーでは、ブロッコリーやソバ、グリーンピース、アルファルファ、カイワレなどが売られています。また、栽培キットも販売されるようになって、このブームは有難いものですが、一時的なブームで終わらないようにと願っています。
このブロッコリーのガン抑制実験は非常に注目を浴びましたが、成長した野菜に比べてスプラウトがはるかに優れているという事は随分と昔から知られていました。ランドーン博士は当時の本にこう述べています。
20年以上前(今からは80年以上も前です!)に、年老いたネズミを使った実験が行われました。ネズミの年齢は、人間でいう90歳に相当していました。ネズミにはスプラウト(発芽食品)が与えられました。それは成長しきらない食品であり、新しい茎や若い葉が生えはじめているものです。結果は驚くべきものでした。年老いてよぼよぼのネズミは一変し、体が若くなり始めたのです。20年の後にその若返りの要素はオーキシン(植物成長ホルモン)の働きであることがわかりました。私の知っているベストのオーキシン食品は、緑豆発芽野菜です。”
スプラウトは、是非家庭で作る事をお勧めします。市販されているものは、液肥を使っているものが多いためです。完全無農薬で安全なスプラウトは、簡単に家庭で作る事が出来ます。ただし、園芸用の種は、強い殺菌剤を処理してあるために、スプラウトには適しません。スプラウト用ときちんと表示してある種を使って下さい。
難しい栄養成分や理屈はわかりませんが、若い新しい命の、元気なエネルギーをそのまま頂く、という言葉がぴったりのスプラウトです。私達は栄養素の前に、スプラウトの”元気いっぱいの命”を頂いています。これも、是非毎日続けてください。最近注目されている、発芽玄米もお米の国のスプラウトです。玄米があれば、発芽玄米は簡単に作る事が出来ます。(”不思議な触媒食品”に載せました)これらは、台所という私達の工房で作られる、最も安全でパワフル的な、手作りのサプリメントです。料理法を工夫して、どうぞ毎日続けてください。