UV-ADAPTER




当方の HP の内容を流用して雑誌やインターネットに発表しようとするときは、
当方の許可を得るとともに出所を明らかにしなければなりません。





ケースはタカチ YM-115 115 x 80 x 20mm。
スイッチを基板に取り付けたため、ケースの穴と合わせるのに一苦労。
正確に測ったはずなのだが・・・、メーカーの設計者の苦労をお察しします。
撮影用蛍光灯 (27W x2 距離約30cm) の紫外線 14μW を検出している。




 受光部と表示部を一体化したのでは、測定環境によっては表示が見づらいこともあろうと 考え、表示は外部テスターとした。

 受光素子は浜松ホトニクス G5842 を使用し、波長 370nm の UV-A 強度 1000μW/cu で 100,0mV を表示する。UV-B 領域専用の G5842-01 は製造中止とのこと。

 G5842 の有効受光面積は平成 13年 4月のメーカー資料にある 0.58mu を使用。

 テスターの入力抵抗の影響を避けるため、受光素子の出力電流の電圧化にはオペアンプを 使用。

 回路はメーカーの回路例をほぼそのまま使用。オペアンプは TLC271。TLC271 を LOW BIAS MODE で使用しているため、無信号時消費電流は 約1.7μA と小さい。 この電流では 006P をつなぎっぱなしでも相当長期間使用可能と思われるが、やはり精神衛生上 良くないので電源スイッチを設けている。

 G5842 の最大感度波長は 370nm であり、最大感度の 5% で 260〜400nm (UV-A〜UV-C) の感度波長範囲を持つ。360nm でピーク波長の約 83% の感度があるので、360nm 付近に ピーク波長を持つブラックライト (東芝のブラックライト -BLB はピーク波長 352nm) の 紫外線強度も簡単に測定可能。ブラックライトは少しスペクトルの幅があるので、 測定値をそのまま紫外線強度としてもそれ程誤差は生じないだろう。
 太陽光の紫外線は連続したスペクトルであり、太陽光の紫外線量(強度) と言う場合特定の 波長の紫外線強度ではなく、総紫外線量でなければならないと考える。総紫外線量の測定には UV-A (波長の分け方にはいくつか説があるようだが大体 400〜315nm) 領域から UV-B (大体 315〜280nm) 領域にかけて感度を持たねばならない ( UV-C 領域の紫外線はオゾン層や 大気中で反射・吸収され地表には殆ど到達しない ) が、G5842 は 280nm でも最大感度の 40% 近い感度を持っており十分なものであろう。これは波長が短くなるほどオゾン層や 大気中で反射・吸収が大きくなり、地表に到達する紫外線は著しく減衰するためである。 地表に到達する紫外線は殆どが UV-A で UV-B は僅か 0.5% 程度という説もある。

 実測では 253.7nm (UV-C) の殺菌灯にも少し感度がある。10W の殺菌灯から約 30cm の 距離で 7μW/cu だか、灯の直近では百数十μW/cu にも達する。








- 7th Jun〜 2008 -









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