ナショナルの古いラジカセ、RX−2350のメカ基盤を探しています。メカ基盤だけでもメカ基盤
Assemblyでも可。ベルトなしでも構いません。ただしキャプスタン軸受けにガタのないものに限ります。
ナショナルによれば、RQ-538、RQ-542、RQ-548、RQ-554、RQ-556、RQ-4050のラジカセが
RX-2350 と同様のメカを採用しているようです。
先日AM放送を聴いていたとき、これは録音しなければと慌ててラジカセにテープを入れてボタン
を押したのですが見事に失敗してしまいました。ヘッドが汚れていて高音は入らないわ、切り替え
スイッチの接触不良か録音レベルは低いわ、オートストップが利かなくなっていたことを忘れるわ、で
散々な結果となりました。ラジカセにテープを入れたのは半年、いや1年ぶり位か。やはりたまに
使わないといけませんね。なおAM放送を録音しようとしたのは初めてのことと思います。
通常AMラジオとして使用しているため、カセット部の使用時間はそれほど長くありません。今は
テープを使用する機会も減りましたが、昔から通常の録音再生にはほとんどカセットデッキを使用
してきたからです。
このナショナルの古いラジカセ、とにかく感度がよいのです。地方都市(大都会とは放送局の出力
が違う)の鉄筋ビルの中でバーアンテナだけでAM放送を、ロッドアンテナを伸ばせばFM放送もS
/Nよく受信することができます。ラジオやラジカセによっては何とか聞こえても、S/Nの悪いもの
も少なくありません。やはり半導体からコイル、バリコンまで作る総合電子部品メーカーの実力で
しょうね。IFT などにしても使用半導体に100%適合したものが使われていると思われます。部品を
買い集めて作るセットメーカーではこうはいきません。
モノラルですがウーファーとして12cm丸型スピーカが使われており音もよい。
カセット部の使用時間がそれほど長くないためか、オリジナルのゴムベルトもほとんどへたって
おらず、まだまだ使えます。
30年以上が経過するにもかかわらず、テープの走行速度は全く異常ありません。ガバナモーター
はたいしたものです。
因みにソニーのカセットデッキ TC−K700S、こちらは一回両ベルト交換、メカシャーシーと
プラスチック可動部品との接触面等にグリース塗布、もテープ走行速度は全く異常ありません。
ネットで書いている人もいないようですが、TC−K700Sのメカは少し難しい。カセットの種類
等検出のリーフスイッチは別として、モードスイッチの他に超小型のプッシュスイッチを3ケ使用して
おり、プッシュスイッチの一つは動作をメカの動作と関連付ける必要があります。ド素人君は手を出さ
ない方がよい。下手にばらすと組み立てられなくなります。モードベルトの交換もメカをばらさねば
できません。
サイズも横幅36センチ、高さ22pで手ごろ。
というわけでこのラジカセにはまだまだ活躍してもらわねばなりません。
そこで蓋を外し、スライドスイッチを外して接点清掃、ヘッド面清掃、容量低下を起こしていた
ヘッド結合コンデンサの交換等でほぼまともに録再できるようになりました。
古い機器のスライドスイッチは間違いなく接点が汚れ接触抵抗が大きくなっています。
外して接点を清掃しなくてはなりません。ペンチで平たくつぶした綿棒に接点復活剤を付け固定接点を
2〜3回軽くこすります。もっともスライドスイッチがどのようなものか理解していないド素人君は
手を出してはいけません。接触不良どころか全く使用できなくなる恐れもあります。可動接片は小さく
強度も弱い。
ヘッド面やキャプスタン軸、ピンチローラー等の清掃には無水アルコールなどとバカの一つ覚えの
ように書いているバカ男君がネットには多いですが、ビデオデッキの湿式クリーナーの液があれば
その方がよい。わざわざ購入する必要はありません。
オートストップが利かない原因は、グリースが硬化しオートストップメカの動きが悪くなっているた
めです。オートストップに関係する部品を外して古いグリースを取り除き、新しいグリースを塗布して
組み付ければほとんどの場合復活するでしょう。
メカをばらした際、フライホイールの軸受けにガタがあるのが見つかりました。ゴムベルトにへたり
もないのに何でだ? 長くやっておりますが、フライホイールの軸受けのガタは初めてです。わざと
ガタを付けて設計してあるのもあるそうですが、まさか普通のラジカセで・・・。フライホイールの軸
(キャプスタン)に長い(15mm位だったか)プラスチックギヤが付いているメカ自体の問題と、ピンチロ
ーラーの圧が強すぎるのでしょうね。昔、八百屋が使っていたようなばねばかりでもあればピンチロ
ーラーの圧を計ってみたいのだが・・・。