安価な PIC 書き込み環境











 安価なPIC書き込み環境です。製作時新たに 購入したものは DSUB 25PIN コネクタのメス・オスと 18PIN の ICソケットくらいだったでしょうか。 ロボットでもするなら別でしょうが、当方は PICにそれ程の価値は見い出せません。従ってライターの 購入に5千円も6千円もかけるわけには行きません。
 時流に踊らされて秋月のプログラマを買ったものの、雑誌や入門書のサンプルプログラムを卒業して、 完全にオリジナルの高度なプログラムを書いている人はどの位いるのでしょうか。中には PIC を駄目にして しまったか何かで LED の点滅さえうまくいかなかったという人もいるかもしれません。そしてやっぱり 俺には向いていないと諦めた・・・、そういう人には高い出費だったでしょうね。

 本器はケーブルの改造も含めて数百円の出費です。

 極めて簡単な回路ですから、ユニバーサル基板で動作確認してプリント基板を起こすといった作業も必要なく、 最初からプリント基板を作製して一発動作です。当然ですね。こんな簡単なものが一発でうまくいかなかったら トランジスタを 40 石以上も使用した低歪率のアンプなど作れるわけがありません。

 パラレルポート接続です。
 回路としては、Microchip の発表している回路ほぼそのままです。Microchip 発表の回路で問題なく 動作します。
 バスバッファは 74ALS244、TR は 2SA1015 と 2SC1815 に代えてあります。バスバッファは TTL でない C-MOS の 74HC でも問題なく動作します。また PC につないだまま C-MOS を使用したライターの電源を 切っても、Vdd と Vss をショートするようなミスをしない限り、パラレルポートにダメージを与える ほどの電流は流れません。ド素人の皆さん安心して下さい。ですが、PC につないだまま C-MOS の 電源を切るのは、やはりほめられた使い方ではありません。ということで TTL としています。
 タイトルは忘れましたが 入門書に 2SA1048 と2SC1815 を使ったものが載っていたと思います。2SA1048 は 2SA1015 のミニタイプです。 従って 2SA1015 で何の問題も無いのです。著者は恐らく 2SA1015 の手持ちが無かったのでしょう。 にもかかわらずネットには同じように 2SA1048 と 2SC1815 を使用した回路を発表しているバカがいます。 他人の製作例をそのまままねるしかない輩は電気などに手を出すべきではありません。因みに 2SC1815 の ミニタイプは 2SC2458 です。
 28PIN タイプは使用する予定が無いのでソケットは取り付けていないが、いつでも取り付けられるように パターンは作ってある (40PIN ソケットの中)。
 丸ピン IC ソケットは数回抜き差しすると、抜き差しが少し楽になります。
 基板サイズは 95 x 72mm、1.6t 35μ ガラエポ。




 基板本体は安価に出来ても、ケーブルを新たに購入したのでは何をかいわんやです。 ケーブルも新品を購入すると結構値が張るものです。そこでプリンタに付属していたプリンタケーブルを使用しています。 不要なものはすぐに処分してしまう人以外ほとんどの人が持っているのではないでしょうか。プリンタ側の 36PIN コネクタの代わりに、DSUB 25PIN を取り付けます。このケーブルは他の用途にも使用するため 25PIN 全部 正しく接続しています。



 DSUB 25PIN のピン間ピッチは 2.75mm です。ユニバーサル基板(2.54mm ピッチ) では合いません。



LM317で 1Vステップで出力を得る方法

 16F887で 11Vが必要となりましたのでライター専用の電圧を得る基板を作成。LM317の Vrefは約 1.25Vですので、 Rrefを 125Ωとすれば出力電圧設定抵抗を 100Ωステップで変えることにより、出力電圧を 1Vステップで変える ことが出来ます。Rref 125Ω、電圧設定抵抗 875Ω (簡単化した計算値) の場合、出力電圧は 10Vとなりますが、 電圧設定抵抗に 100Ωを追加すると出力電圧は 11V、更に 100Ωを追加すると 12Vとなります、誤差は当方の 例では、10.99V、12.00V、13.01Vとなっています。基本となる電圧設定抵抗値は数十Ωの範囲で調整が必要です。








 完成までのテストは全てこの基板で行う (大は小を兼ねる?)。 完成後、 PICの違いを修正 (コンフィグ・入出力ポート・CMCON等) して使用するPICに書き込み。従って PICの抜き差しは 通常 1〜2回で済むため ZPSは全く不要。 (^^♪
  PIC 等をする者が皆、当方のような考え方が出来れば、ZPS を作っている会社の従業員のボーナスは少なくなりますね。 それでは気の毒ですので買ってあげましょう。"能力は無いけれども金はある"、者が富を分配するのは当然のこと と考えねばなりません。
 OSC 部を除き、コネクタを抜くことにより、全ての接続を簡単に外すことが出来ます。
 左端中部の 10P端子が書き込み入力端子 (ライターの 8Pinソケットから取り出し)。
 1番ピン直近の赤のショートピンは MCLR用。
 X'talの下部のセラコンが 3ケなのは発振周波数を微調整したため。
 半固定部は TL431AC を使用した高安定基準電圧。
 LCDキャラクタディスプレイを使用する予定はありません。どうしても文字を表示しなければならない場合 PCに取り込みます。
 この基板で新たに購入したものは、PIC (200円位)と 4MHz X'tal (50円)のみ。
 

 ブレッドボードを使うしかない初心者は論外として、弱電のベテランにも参考になるものでしょう。

 PICは安価な 16F887も使用可能です。PICを始めて約 1ヶ月の時点で、 デバイス定義ファイルを作成し対応しました。(^^♪ PICを始める際 2ケ程購入して いましたので、対応させざるを得なかったということです。これ以上ない安価な環境ですね。なお 16F887の Vppはデフォルトで 11Vです。気を付けなくてはいけません。
 デバイス定義ファイルについては発表しません。必要であれば、対応しているライターを新たに購入すれば 良いのです。自分で出来なければ金を出す、これ世の中の常識。








 PIC を始めるにあたり図書館から二冊ほど借りてきて見ました。未だ一冊も購入しておりません。雑誌も ここ 20 年位ほとんど購入しておりません。従って当方ほど安価に始められた人はまずいないでしょう。 (^^♪
 高い金をかけて始めて、雑誌等のプログラムをコピーするしかなかったら悲しいですね。最悪です。

 PIC は僅か 35 の簡単な命令しかないプログラミングの世界ですから、電気のデの字も知らない者にも使うことが 出来ます。半田付けの経験が無くとも出来る、と入門書に書いてあるとおりです。ただ CPU ですので、弱電の経験の 長い者にとっても、ハードだけでは面倒だった種類の測定の分野にも応用可能です。PIC は測定の分野での使用に 向いているのではないかと考えています。たった三行のコード (オリジナルです)で D-FFの代わりをさせる ことが出来るのは便利です。ただどうしても PIC (マイコン) を使用しなければ実現できないもの 以外、当サイトに載せるつもりはありません。

 因みに当方で始めて作成した PIC のプログラムは、16F648A の動作確認の目的で書いてみた僅か 17 行の LED ピカピカです。二重三重にループして時間を作成するのが面倒なためタイマー1 の割り込みフラッグを使用。 外付け部品は LED と抵抗のみ。当然一発ビルド・一発書き込み・一発動作です。 デジタルですからプログラムと 配線に間違いが無ければ一発でまともに動きます。配線は間違いないのだが所望する特性が得られない・・・、 ということはありません。PIC とはそんなものです。電気のデの字も知らない輩にも使うことが出来ると 言われる所以です。









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