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先日ポピュラーでない OP Amp だったか IC のデータシートを検索中に、どこかの
掲示板に飛ばされました。そのトップに、機種名の記載があったかどうかは忘れましたが、
バリバリ雑音が出る古いアンプを修理する方法を教えて欲しいとの書き込みがありました。
回答は1件も無かったようです。当然ですね。まともに修理出来る人など殆どいない
のですから。メーカーのサービスでは掲示板など見ることはまず無いでしょうが、もし
見たとしても修理方法を教えることはありません。ロハで教えたのでは金にならない
からです。またそんな古い機種では、もういい加減に買い換えてくれよというところ
でしょう。
そういえば当方の CA-X11 も PHONO 時、たまにバリッが出たなあと久しぶりに電源を
入れてみたものです。
三十数年前購入(当然新品)したものですが、使用時間は少なく、ここ十年位殆ど電源を
入れることもありませんでした。音質は歪感の少ないさわやかなもので、ヤマハが
上級機との差はパワーだけと宣伝していたのもあながち・・・というものです。
TR のピン配置が違うものがあるのは常識です。TR を交換する場合には規格表を調べ、
なお且つテスター等で確認して、ピン配置が同じかどうか細心の注意を払わねばなりません。
間違って取り付ければ、異常の無い TR や部品を壊すことにもつながります。基礎的な
知識の無い輩は既製品の内部に手を出すべきではありません。 |
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久しぶりに電源を入れた結果はひどいものでした。TUNER・AUX 入力をダイレクトに メインアンプに入れた場合は良いのですが、プリアンプを通すと LEFT 側はバリッバリッ。 PHONO ではLEFT・RIGHT ともどう書いたら良いか・・・。試験用にカーステレオ用の ボロスピーカーを繋いでいたのですが、VR を上げるとあっけなくボイスコイルが切れて しまいました。まともなスピーカーを繋いではいけません。 修理
電源部にも 2SA847 が 1石使用されています。こちらは劣化していないと思いますが、
交換しておいても良いでしょう。
電解コンは三十数年経っても容量低下が無く ESR の小さい良質なものが使用されています。
明らかに電解液が漏れているもの以外交換しない方が良いでしょう。同じものを求めるとすれば
かなり高価になるでしょうし、購入自体通常難しい。一例として 470μ 50V の測定結果を
上げると、実測容量 579μ、ESR 0.051Ω(1KHz 10mA) で当方が所持している良質なものより
更に ESR が小さい。
パワー段のレベル差を測定したところ、片側が 1 に対し片側が 0.97 程度の差があり、電源を
入れてすぐだと出力レベルが段々と上昇し、測定できるようになるまでかなりの時間を要します。
カーボン抵抗を使用しているため、帰還抵抗 33KΩ と 530Ω (560Ω//10KΩ) の抵抗値が
内部温度上昇によりかなり変わってくるのです。温度係数が同じとすれば 530Ω (560Ω//10KΩ)
の抵抗値変化は 33KΩ の抵抗値変化に対し 63 倍以上の影響を与えることになります。
530Ω (560Ω//10KΩ) だけでも金属皮膜に変えたほうが良いでしょう。レベル差もほとんど
無くなり、電源を入れてすぐにでも測定出来るほど安定します。
良く出来たアンプです。
歪率を利用した音作りがされているようです。当然のことですが、歪率を利用した音作りを
するためには歪率を自由に操作する技術力が無ければなりません。また音作りをする前の歪率も
十分に低くなければなりません。比較的簡単な回路構成 (裸ゲインの低い回路) で低歪を実現する
のは大変なことです。 |