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車は前進するのに最適な視界が確保されています。
当然Backのときは後方が見ずらい構造になっていますので運転していてかなり無理な姿勢を強いられることもあります。
周囲を良く見るために、また『もしも』のときの被害を最小限度にするためにも低速(歩行速度の1/2〜1/3程度)が基本になります。


ハンドル操作  図1参照クリック
どちらへ回す---右?左?
どの程度回す---少し?かなり?

Backのとき進みたい方向に対してどちらにハンドルを回して良いのか理解しておく必要があります。
前進でも後退でもハンドルを右に回すと車体は右方向に円を描きます。その反対に左に回すと左方向に円を描きます。図1(矢印は後退時の進行方向)のイメージを頭に入れて下さい。


車体の誘導(右)  図2参照クリック
窓から顔を出して自分の車の最終誘導地点(図2の場合は一番右側の赤黒のマーク)を想定します。
低速で動き始めたらハンドルを右へ約半回転(長い距離が使える場合はもっと少ない操作量でも可)回します。
そのまま車体の後方を見て、誘導地点に対して車体の向き(延長線)が一致し始めたら(一致してからでは遅い)ハンドルを戻(タイヤを真直ぐ)します。
その状態を保ちながら右側の線にかなり接近してきたらハンドルを左へ約半回転ほど回します。
線に平行になり始めたらハンドルを戻(タイヤを真直ぐ)し、マークまで車体の後部を接近させて停止します。
注:目線は常にマークに合わせること!初めのうちはマークを過ぎても構いません。車体が線に対して平行になることに心掛けてください。


車体の誘導(左)  図3参照クリック
基本的には右寄せと殆ど同じ(ハンドル操作が逆になるだけ)ですが、見る方向と見方が多少異なってきます。
運転席から車室内の後部ウィンドウに顔を向け自分の車の最終誘導地点(図3の場合は一番右側の赤黒のマーク)を想定します。
低速で動き始めたらハンドルを左へ約半回転(長い距離が使える場合はもっと少ない操作量でも可)回します。
そのまま車体の後方と左のミラーを交互に見ながら、誘導地点に対して車体の向き(延長線)が一致し始めたら(一致してからでは遅い)ハンドルを戻(タイヤを真直ぐ)します。
その状態を保ちながら左側の線にかなり接近してきたら(注:このとき車体の後方と左のミラーを交互に見ながら)ハンドルを右へ約半回転ほど回します。
線に平行になり始めたらハンドルを戻(タイヤを真直ぐ)し、マークまで車体の後部を接近させて停止します。
注:目線は常にマークに合わせること!初めのうちはマークを過ぎても構いません。車体が線に対して平行になることに心掛けてください。