2021年3月20日(土)
日本↔ベトナム(ハノイ、ホーチミン、ダナンの幼稚園)
昨日は、ベトナムの5つの幼稚園が参加して、『Development of Panel Theater Instructors Workshop』のBasic
Courseの研修会がZOOMを使って行われました。
目的は、ベトナムでのパネルシアターの普及と指導者の育成です。
講師は、IPES(International Panel Theater Education Society)に所属する藤田佳子先生と私。
午前は、講師とザン先生による上演・『キャベツの中から』の制作。
午後は、制作・演じ方指導・発表・講評…といった内容でした。
参加してくださった先生方は、私たちの上演を驚いたり喜んだり…子どもに戻った感じで楽しみ、熱心に制作と演じる練習に取り組んでくださいました。
幼稚園の先生方による発表は、それぞれ工夫やオリジナリティーあふれるものでした。
ベトナムの先生方の話は、とても流ちょうで、アドバイスをよく聞いて、やりとりを入れながら…、そしてなにより楽しみながら演じてくださっているのが印象的でした。
課題作品の『キャベツの中から』は、この日のために私が新たに制作させて頂きました(よdかったら、Youtubeをご覧ください)。Basic Courseなので、「うらおもて」「きりこみ」「ポケット」だけの簡単なテクニックに限定して作りました。
『キャベツの中から』の手遊びも、ベトナム人スタッフによって、できるだけもともとの旋律を壊さないように、また長く歌い継がれるように文言に気を付けながら翻訳されました。
こうやって日本の児童文化をベトナムの子ども達が親しみ、保育や教育の現場で有効活用されるようになるための活動に関われていることに生きる喜びを感じています。おおげさか!老後の楽しみです。
声をかけてくださった藤田先生、ベトナム在住でベトナムの人のために尽力している古賀先生、陰ながら応援してくださる吉田さん、ザン先生・ミレさん・ハウさんをはじめとする素晴らしい仲間たちとの出会いがあってこその活動です。ありがとうございま~す。
次回のAdvance Courseも楽しみです。
そして今回の研修会を通して、新たに素敵な仲間が増えました。
志ある人々の出会いって素晴らしい!